最近、近所のJuneがお空に帰りました。
もう19歳だったから、全うしたんだなと思うけれど、寂しいなと思います。

 どうしても父が思い出されてしまいます。
 病気が分かる最後の夏にも私は帰省しました。父は疲れるんだと言っていました。年のせいだと私は思っていました。真剣に受け止めていませんでした。でも、日中もよく寝ていたことを覚えています。
それなのに、私のためにご飯を用意してくれていました。
  冬は1度大雪で帰れなくなったことがあってから、帰ってくるな!と父から言われるようになって、帰省しませんでした。
 父の病気は進行していたから、とても不安だったと思います。
 それなのに、電話でもそんなことを伝えてきませんでした。
 ただ、父は『早く結婚しろ!』って、『お父さんはもういなくなるぞ』というようなことを言っていました。私はまだまだ父はいてくれると思っていたから、軽く流していました。
 父がいつ亡くなってもおかしくないと医師から言われても、ホスピスに転院しても、良くなるって思っていました。病気は治らないけど、共に生きていけると思っていました。
 危篤の連絡を受けても、良くなるって思っていました。
 父に、歩かないとダメだよ。トイレも自分で行かないとダメだよ。って、私は言っていました。そうしないと機能が弱まって生きていくことが詰まらなくなるからって。父はそうだなって最期まで自分で頑張っていました。

 私は酷いことをしたのかもしれません。

 帰ってこないかと言われた時、嘘であっても良いよと言ったら良かったのかもしれません。馬鹿正直にここには私の場所がないなんて言っていた。やれることがたくさんあったのに、私は怠けていた。逃げていた。

そんな全てを父は認めてくれていた。
これ以上の愛があるのかな?

お父さんはずっとずっと私をただ認めてくれていた。

私は何を残せるのかな。