🌿 はじめまして

夫と私、
小6の長男と小4の次男の4人家族です。


1年半前に脳出血で突然倒れた次男
との暮らしや、
学校やリハビリのこと、
きょうだいの気持ちを少しずつ書いています。どうぞよろしくお願いします。



一般病棟へ移ってから、
少しずつ変化がありました。


日中、
目を開けている時間が
増えてきたのです。


まだぼーっとしていて、
こちらを見ているのかも
分からない状態でしたが、


それでも
目を開けている姿を見るだけで
嬉しかったのを覚えています。


時々、
指が少し動くこともありました。


でも――

言葉はありませんでした。


呼びかけても
返事はなく、


意識がはっきりしている様子も
ありませんでした。


そうした状態のまま、
手術から
3か月が経ちました。



転院の連絡

そんなある日、
先生から呼ばれました。


「回復期の病院に
空きが出ました」


ついに、
転院できることになりました。


急いで準備を進め、
退院の日を迎えました。



最後の日

退院の日。

病棟へ行くと、
思いがけない出来事がありました。


医師、
看護師さん、
リハビリの先生たちが


次男のために
寄せ書きを作ってくれていたのです。


そして、

「頑張ってね」

「また元気な姿を見せてね」


と声をかけながら、
みんなで見送ってくれました。


あの時、
胸がいっぱいになりました。


あの絶望の中で、
ずっと支えてくれていた人たち。


本当に
素晴らしい方々に恵まれたと
心から思いました。


感謝の気持ちしかありません。



新しい病院

転院先は、
県をまたぐ場所にある
リハビリ専門の病院でした。


片道
3時間。


遠い場所でしたが、
回復の可能性があるなら

それでも行こうと
決めた場所でした。



新しい主治医との面談

転院してすぐ、
主治医の先生との面談がありました。


私は
ずっと気になっていたことを
聞きました。


「今の状態は
どういう状態なのでしょうか」


先生は
少し間をおいてから
こう言いました。


「今の状態は
遷延性意識障害と呼ばれる状態です」



遷延性意識障害

遷延性意識障害とは、

脳の重い損傷によって


意思疎通ができず、

自分で動いたり
食事をとったりすることができない。


排泄の管理なども
必要になる状態が

3か月以上続いている状態


を指すそうです。


その言葉を聞いた時、

頭では


「意識がはっきりしていない」


ことは分かっていました。


でも、

改めて
その状態に名前があることを
知らされて――


胸の奥が
ぎゅっと苦しくなりました。



本日もお読みいただき、

ありがとうございました目がハート飛び出すハート