子育て環境について考えてみた | 名古屋市港区のこのき港校からお届けする、発達支援スタッフのつぶやき

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名古屋市港区の児童発達支援・放課後等デイサービスこのき港校のスタッフが発信する、デイでの様子や、子育て支援の情報です。

昨今、
経済的に専業主婦をしていられない
家庭が増えましたね。

これで景気が良くなっていると言われても、
全く実感できないわけですが…。


保育園に預けて働く親に、
「ひとまかせにして大きくなったとしても、
子どもの責任は、
あなたが取るんだよ。」
という人がいたりします。

障害を持つ子どもの親に対して、
もっと強く言う人もいます。

まるで保育園に預けたから、
障害が酷くなったように
言われることもあります。



私自身、
預けなくては生きていけない環境下、
長時間保育で預けて働いてきました。

私の子ども達は、障害を持っていますが、
手前味噌ですけれど、
自立心旺盛で、
思いやりに溢れて、
懸命に生きています。

「将来は、お母さんの後継になりたい」と
嬉しい事を言ってくれる子ども達です。


確かに、これまで、
子どもの成長を手助けする事に
集中できたらと、
悩む事もありました。

それでも、
できる限りの
努力をしてきました。

それなのに、
【障害児の子どもを預けて働いている】
というだけで、
色眼鏡で見られたり、
苦言を吐かれたりしてきました。


言葉から受ける影響は、
個人個人で違うものです。

それを暴力に感じる場合もあるという事を、
関係者の皆さんに知って欲しいと思います。


「障害児がいるんだから、
母親が働いてる場合じゃないでしょう」
という人が、経済的に支えてはくれません。
心理的にも、支えてはくれません。


言っておしまいです。

じゃあ、どうしたら良いのか?
教えてはくれません。


この先一生、
子どもの生活を
支えて行かなくてはならないのに、
働くなと言われる。

立場を理解しようとしてもらえない事への
憤りや、あきらめが、
相当溜まっていますえーん


でも、子どもの可能性への挑戦は、
まだまだあきらめていません。

この世の誰があきらめても、
私があきらめては
ダメだと思っているからです。


きっと、
私の周りにいるお母さん達も、
そう思っているから、
一緒に頑張ってくださっていると思います。


これからの親としての人生、
一緒に分かち合い、
乗り越えていきましょう❣️