『一流の美容師か必ずしも一流の経営者とは限らない』
この言葉は、私が管理人をしているコミュニティ(ビューティービ ジネス)での私のコメントです。美容院は年間に1万7千店あまりが開業して、ほぼ同数の美容院が閉店に追い込まれている。美容技術と美容院経営とはある意 味で別です。美容院であっても、そのほかの事業であっても、起業して事業を起こすときは、基本的に、「経営」と「管理」の基本的な意味と違いをきっちりと 理解して欲しい。


つまり、『経営』とは、

1.経営者以下、その企業・事業に携わっている人(社員)たちの夢を実現する過程であること。

2.刻々と変化する市場と顧客ニーズに応じて、経営環境に対応しうる企業に変化させつづけること。これが収益に結びつきます。

3.企業として社会に貢献すること。文化を発信・提案・創造すること。

 優れた企業は実践しています。

 

 


では、『管理』とは

1.経営者は「やるべきこと」を示す。

2.経営者は「やれるように」に仕組み・資金・人材等の経営資源、つまり条件を整える。

3.経営者は実際に社員に「やらせる」。

4.そして、その結果を「評価」し、「フィードバック」する。いわゆるPDCAです。

 

つまり、経営者の仕事とは、「これからの自社のあり方、ありたい姿、実現のための課題や宿題」を読み取り、語るということ。一方で「経営計画をまとめる」ことを別に行うことです。


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美容師となった以上は将来独立して起業をしたいと考えるのは当然でしょう。
しかし、年間1万7323件もの美容室が生まれる一方で、年間1万7453件もの美容室が廃業しています。
独立起業して、経営がうまくいっているサロンは2割ともいわれています。
つまり、新規オープンしたお店のうち10件に2件しか、経営がうまくいっていないということです。残りの8件のサロンオーナーは苦戦、あるいは廃業を余儀なくされています。この事実を独立して美容室の開業を考えている方は頭に入れておくべきです。

美容室業界は成熟産業です。店を出せばお客様がご来店いただける時代ではありません。このような経営環境を、美容師さんの多くは、十分に認識しているはずですが、それにもかかわらず、無計画な独立開業が相変わらず多いのも事実です。
美容師さんはは「美容師としてはプロ」かもしれませんが、「経営」ということについてもプロでしょうか。

つまり、「一流の美容師」イコール「一流の美容室の経営者」とは限らないということです。

以上
美容院を開業するには、いくらの売り上げが必要か。よく相談を受けます。
 事業計画を開業資金の融資を受ける金融機関に提出する時に、必ず予想しなければいけません。その場合の考え方をご紹介します。(なお、開業する規模、場所によって、条件数字は変わりま)

●あくまでも例です。
 経費を人件費が店主又は夫人ほか2名で80万円、光熱費に6万円、消耗品5万円、償却費10万円、家賃15万円、その他の経費が10万円で、合計126万円です。
粗利益率を80%とすると、約160万円の月平均売上高が必要です。一日あたりの売上目標は、25日営業で6万4千円になり、来店客一人当たりの売上高を4500円とすると15人の客数が、5000円とすると13人が最低必要です。
 美容業は、新規開業が比較的容易です。一方、既存店と新規参入店との経営パターンが基本的に同じであるため、新規開業のメリットを生かせることが少な く、既存店との厳しい競争を繰り広げる結果となります。特に、美容院は、年々施設数が増加していることからも、今後ますます競争の激化が進んでいくでしょ う。
 そんな中、店舗形態にも変化が出てきています。従来からある個人経営的な美容院は減少する一方で、低価格チェーンや海外ブランドの美容院チェーンなど、大手企業の進出が増加しています。これに伴い系列化、チェーン化の動きが活発になると思います。

 参考までに、業界最大手の美容室チェーンの「TAYA」は、下記のホームページをご覧ください。
「TAYA」
http://www.taya.co.jp/tww/index.html

以上
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