ジーザス・リビング・ルーム -19ページ目

ジーザス・リビング・ルーム

愛にあふれた救い主、ジーザスが生きている(リビング)部屋で憩って下さい!リビングルームは、家族団らんで、ゆっくりくつろぐ部屋の意味もあります。

お久しぶりです!
しばらく更新できず、
すみません🙇‍♂️
明日は、イースター(キリストの復活日)です❗️
イエス様の復活をお祝いする日です🌟
あなたを救うためにイエス様は十字架で死に復活してくれました🌟感謝です❗️🙌
久しぶりに、小説の続きを書こうと思います。
この絵は、今回の小説の一場面です。



ブログには向かないと思う(笑)長文の
連載小説にチャレンジしてますが、
今回は2回目。
今回の小説の内容は、イエス様の復活とは何の関係もないのですが😅 でも、自分で言うのもなんですが、今回けっこういい話になって書きながら胸がホッコリしました💖

〜〜〜〜〜〜〜
「光源のかけら」その②

酷く精神の乱れの中にいる時は、夕方の陽光の光でさえ、鬱陶しく感じてしまう。
しかし、心が安定し安らかなる時は、陽光が自分に寄り添って、その温もりに包まれるように感じるのだ。

夕陽がオレンジ色に空を染める景色が好きなカケルは、そのように感じていたが、ジュンジにも同じように感じてるのでは⁉︎と考えていた。

なんで、自分自身を見つめる時、いつもジュンジの事も思い浮かべてしまうのか、カケルは不思議に思い、同時に、ザワザワと心の内が波打っていた。

そんな事を感じつつ、
「今日は、ジュンジの奴、学校を休んでいたな。サボったのか?それとも病気か?いや、体だけは丈夫なジュンジに限って、そんなことはないか‥‥」とカケルは考えながら、高校の正門を出て、帰宅しようとしていた。
その時、他校の女子高生がカケルに声をかけた。
セーラー服の胸元にある赤いスカーフはよく似合っているが、いかにもヤンキー風の茶髪女子だ。パーマもかけている。

「あんた、ジュンジとよくつるんでいるカケル君だよね?」とヤンキー女子。
「そうだけど、あんた、ジュンジの彼女?
やっぱり、ヤンキー同士が付き合っちゃうんだ。」と、カケルは答えたが、あまりにも軽はずみな発言だったかな?と焦っていた。

案の定、ヤンキー女子は、「おい!私をヤンキーって決めつけるんじゃねーよ。それに、ジュンジの彼女でもねーし。」と言いながら、持ってるカバンでカケルの尻を叩いた。
「いてーなぁ!初対面なのに、よくそんなことできるよな!」とカケルは女子を睨みつけようとしたら、女子は顔を真っ赤にしているではないか!
怒りすぎて真っ赤になったのか?それともジュンジが好きなので、照れてしまったのかな?意外と純情なのかな。

「それより、今日はジュンジと一緒じゃないの?あんた、1人で寂しそうじゃん。」と女子。
「はぁ?寂しくねぇーし。それに、俺はカケル!『あんた』と呼ぶなよな。今日はジュンジ休みだったよ。それより、顔、真っ赤にしちゃって。ジュンジの事好きなのかよ。」
「うん。‥‥好き。」と
さらに真っ赤になって答える女子。
カケルは、あまりの素直な言葉と見た目の尖ったヤンキー風の姿のギャップに、ひっくり返りそうになった。
「おいおい、マジかよ。あんた、あんなジュンジに惚れてるのかよ。」
「『あんな』って、どういうことよ!ジュンジのこと、そんな風に思ってたわけ?それに、カケル君だって私のこと『あんた』って言ってるじゃん。私はトモカ。」
「じゃ、トモカさん、聞くけど、ジュンジに何の用だったんだよ。一緒に帰りたかったのか?」
カケルは率直に聞いてみる。
「うん。それもあるけど、腕のケガが心配で。もう治っているのか、聞きたくて。けっこう深い傷だったから。」

けっこう健気(けなげ)な所あるんだ!とカケルはトモカに感心しながら、答えていた。

「ジュンジ、そういえば左腕を怪我して包帯巻いていた時があったなぁ。凄く痛そうだった。自分から他校のヤンキーにケンカふっかけてやられた傷だから自業自得だ!って言ってやったんだよ。でも最近はだいぶ痛みは取れたって言ってたよ。
あ、あの包帯巻いてくれたの、トモカさんだったの?」
「うん、そうだよ。雨の日だったから、ずぶ濡れになっちゃったけど。でも、治ってるんなら良かった!ケンカふっかけたのがジュンジだとしても、相手の奴、刃物使うなんて卑怯だと思う!
自業自得だと私は思わない!」
「そ、そっか。確かに刃物使うのはフェアじゃないよな。俺もジュンジ達のケンカを止めようとして、どこかのヤンキーに刃物で腕切られたしなぁ。酒で酔い過ぎていたし、覚えてないんだけど。気づいたら俺も傷のとこ、包帯巻かれてあったんだ。まさかジュンジが巻いてくれたんじゃねーよな。なんて思ったり。」とカケルは軽く笑っていた。

トモカは、怒りながら
「その包帯巻いたの、ジュンジだよ!ジュンジしかいないよ!決まってんじゃん!ジュンジ、ああ見えて優しいんだから!」

カケルはドギマギしながら、「そ、そうだよな。ジュンジ優しいもんな。」と答えるので精一杯だった。

怒っていたトモカだったが、先程のカケルの言葉を思い出して、急に優しい態度で接していた。
「カケル君、ジュンジを守ろうとしてケガしちゃったんだよね?見た目は、どこにでもいるような地味な男子だけど、なかなか侠気(おとこぎ)があるし、優しいんだね!ジュンジを守ってくれてありがとう!」
「うん。『どこにでもいる地味な男』は余計だけどね!(笑)」

カケルは思いがけないトモカの言葉を聞いて、急に照れくさくなっていた。そして、『トモカさんて見かけによらず凄くいい子なのかもしれないな。ジュンジにはもったいないぐらいの子だな。』と心に温かいものを感じながら思っていた。気づいたら、カケルとトモカは、会ったばかりなのに不思議な絆を感じつつ微笑み合っていた。「こんなに温かく優しい気持ちになれたのはジュンジのおかげだな。」とカケルは思っていた。