多くの人が

ブライアンアダムスを

レックレスで知り

カッツライクアナイフも聴いたり

その後のINTO THE FIREも

聴いたことと思う。

僕もそんな一人です。

 

大ヒットしたレックレスの後作。

INTO THE FIRE

若手ロッカーとか

Tシャツにジーンズの

イメージのレックレスからは

かけ離れた仕上がりに

反応は人それぞれだったのでしょう。

 

年取って今になって聞くと

じっくり聞ける好アルバム。

当時から好きだったNATIVE SONを

また聞きたくてCD買った。

 

キーススコットのギターソロも

この曲を聴く楽しみでもある。

 

NATIVE SON/ブライアン・アダムス

 

このシワだらけの目で

過行く年月を見てきた

年月は私を老いぼれにしたが

利口にもした

今は白人が、

かつて我々の川が流れていた土地に

住みついている

 

既に平穏な日々は去り

我々は割れたガラスが散乱する道を歩く

そして我々の仲間は

夏の太陽がやってくる前に

雪のように消えてしまった

 

我々はまるで

野良犬のように車で

この地から連れ去られた

この不正行為

時が消せるものではない

この全ての変化は行われるべくして

おこなわれた

 

心の内に怒りを感じたら

ドラムのように心は高なっても

胸を張り

お前の心を志を真実のものとせよ

私のネイティブサン、太陽の息子よ

 

幌馬車がやってくる前は

兵隊たちが銃を持ってやってくる前は

この土地は、

大空を舞う鷲の姿が見えなくなるまで遠く、

我々のものだった

そんな時もあったのだよ

私のかわいい息子よ

 

白旗も戦いも必要なかった

真実は言葉では語れない

もう何も聞きたくない

時もそれを癒すことはできないのさ

 

訪れる新しい日々と共に

偉大なる精神が、

我々をついに自由の身に

してくれるのだろうか

彼は、我々は選ばれし人と言った。

 

我々が持っていたものは

何も残っていない

我々は許しはしない

忘れはしない

やがてお前の時代がやってくる

私の息子よ

 

訪れる新しい日々と共に

偉大なる精神が、

我々をついに自由の身に

してくれるのだろうか

我々の身に起きたことは

白人にとっては

当然のことだった

 

私が若かりしとき

まだ大人になる前のこと

太陽が我々の土地に昇り、

暮れていった

我々は選ばれし人なんだよ

我が息子よ

 

 

ブライアンアダムスはカナダ人ですが

カナダ人の対象が少ないため

アメリカロックのカテゴリーに入れる