アルバム『スケアリーモンスターズ』の

オープニングとラストを飾るのが、
イッツ・ノー・ゲーム。
1曲目が、IT'S NO GAME(Part 1)
ラストが、IT'S NO GAME(Part2)

この原曲は彼が16歳の時に作った『タイアード・マイ・ライフ』というもののようで、

パート2がこの原曲に近い仕上がりとなっているそうです。

アルバムのオープニングを飾るパート1は

日本人女性のナレーションが入りぶったまげた!

日本語のナレーションを追いかけてボウイが同じ内容を英語で歌う

すごいアイデアの曲。

ロバート・フリップスのギターも騒々しく鳴り響き、

最後はボウイが『シャラップ!』とギター音を遮断して唐突に1曲目が終了してます。

この頃CM撮影で来日していたボウイが

そもそもは自分が日本語で歌うアイデアを出したそうですが、

上手く出来ずNY在住の日本人女性に依頼する事となったそうです。

イッツ・ノー・ゲーム歌詞

シルエットや影が、革命を見ている。
もう天国の自由の階段はない。

おれ現実から締め出され、何が起こっているか分からない。
どこに教訓はあるか人々は指を折られている。
こんな独裁者に卑しめられるのは悲しい!

新聞は書き立てるさー!

難民の記録映画。
標的を背にした恋人達。
道に石を投げれば粉々に砕け、
昨日に蓋をすれば恐怖は増す。
おれの頭に弾を撃ち込めば、
新聞は書き立てる。

 

 

 

 

 

 

ナレーション女性ですが、

ヒロタミチさんというかただそうです。

晩年は結婚されてイギリスだか

フランスで過ごしていたとのことです。

最初はサディスティックミカバンドの

ミカさんに依頼があったそうです。