うちの窓からは大きな木が見える。

 

その木が大好きだというお話。

 

この部屋に住んで8年(!)、気付いたら元々大きかった覚えのある木は、さらに空に進んでいる。

すぐ近くにある電線の邪魔にならないよう、

定期的に枝を整えられながら、

「分かったコッチに伸びるねー!」とばかりに樹齢何年か分からないけれど、邪魔にならない方向へまだまだすくすくと伸び進んでいる。

 

春は若葉

夏は深緑

秋は黄金の紅葉

冬は裸になる

 

ブロッコリーみたいになっているかと思いきや、産毛が生えた(もしくはうすらハg…)ようなときもあってかわいい。

 

帰ってきてこの木が道路から見えとふっと気が抜けて安心する。

 

ちなみにとっても借景。

私有地内に生えているその木は「区の保護樹木」となっているらしい。

木の種類も書いてあったけどいつも忘れてしまうね。

 

今も(朝方)、薄い灰色に近い水色の空を、木の枝葉の形でくり抜いて魅せてくれる。

 

部屋からのこの木を見た時の景色をとても気に入っている。

 

落ち着きのあるエネルギーをくれる。

 

たぶん木も私のことを気に入ってくれている。(⁉︎)

 

いつか窓からは枝葉の様子が視認できないくらい背を伸ばすのではないかというくらいの成長具合なのだけど、

さすがにその頃にはこの部屋にはいないかな。

 

 

とても好きだし

とても感謝している。