許されるなら
もう一度やり直したい
そんな気持ちを
持たないほど
愛した日々じゃないけど
かけがえのない愛は確かにあった
うまくいえない
音が僕を乗せた
車輪はとまらない
回るたびに火花が
星が声が想いが強さが愛が
あふれる
揺らされたなら
ずっと握っていた
そんな思いを
落とさないほど
丈夫な足じゃないけど
揺るぎのない夢が確かにあるんだ
触るたびに
音が僕を乗せた
汽笛は鳴り止まない
鳴るたびに煙が
闇がずるさが鎖が千切れてく
水溜りに映る情けない顔も
虹が映し出す七色に照らされて
頬を染めた朱色
しかめ面がお決まりのフォトグラフにキスを
瞳を飲み込む暖かさを
ブランケットに変えて
やさしくやさしく
包み込んで
音が音が音が
僕を乗せた
車輪はとまらない
回るたびに火花が
星が声が想いが強さが愛が
あふれる
音が僕を乗せた
汽笛は鳴り止まない
鳴るたびに煙が
闇がずるさがが鎖が千切れてく