府職員着服 新たに55万円 府税事務所勤務 総額152万円余に | 脱税事件簿ブログ

府職員着服 新たに55万円 府税事務所勤務 総額152万円余に

(概要)
 なにわ東府税事務所(大阪市城東区)に勤めていた男性職員(懲戒免職)が税金を繰り返し着服していた問題で、府は29日、追加調査の結果、新たに4件、55万円の着服を確認したと発表した。最終的な着服額は計17件、152万円余りとなった。府は6月末、この元職員を業務上横領容疑で府警に刑事告訴した。
 追加調査では、元職員が過去7年間に担当していた納税者209人に個別に事情を聞いたり、府が保管している控えの領収書と照合を行ったりした。
 元職員は一括納付された税金を分割で支払われたように領収書を改ざん。後日、納税者を装って着服分を追加納付し、帳尻を合わせる手口を繰り返していたが、着服総額152万円のうち、計28万6600円が未納だったことが判明。現在は全額返還され、府は未納分に充てたり、二重払いしていた納税者に還付したりした。
【読売新聞7月30日】
 
(解説)
 「「自分の病気の治療費に…」 大阪府税事務所員が税金着服、告訴へ 領収書を改竄 」の続き。