脱税関連企業、前原氏側にも資金提供 パー券50万円「返却したい」 | 脱税事件簿ブログ

脱税関連企業、前原氏側にも資金提供 パー券50万円「返却したい」

(概要)
 民主党や閣僚2人の政治団体が、脱税事件で有罪判決を受けた男性の関係企業から資金提供を受けていた問題で、前原誠司外相の関係政治団体「まえはら誠司東京後援会」が平成21年4月、この男性が代表取締役を務めていた経営コンサルタント会社からパーティー券代として50万円の資金提供を受けていたことが3日、分かった。前原氏が会見して明らかにした。「関連企業の全体像を調べ、全額返却したい」としている。
 会見で前原氏は、脱税事件で有罪判決を受けた男性とは、6~7年前からの知人を介して知り合ったと説明。同じく脱税関連のグループ会社から資金提供を受けていた野田佳彦財務相、蓮舫行政刷新担当相にもこの知人を紹介したといい、前原氏が今回の問題の中心的役割を担っていた可能性が高い。前原氏は「脱税に関わった人物とは知らなかった」としている。
 21年分の政治資金収支報告書には、50万円分のパーティー券は「千葉県四街道市」の番組製作会社に対し販売したと記載されていたが、前原氏は会見で「誤記載だった」と説明。実際の購入者は、問題の経営コンサル会社だったという。
 また、同後援会は、同じ脱税事件で男性とともに逮捕され、後に処分保留で釈放された別の男性が代表を務める競馬予想情報提供会社からもパー券代として50万円の提供を受けており、前原氏は「弁護士と相談の上、返金するか検討したい」とした。
 この情報提供会社はパー券代として19、20年に民主党本部に計80万円、19年には野田氏の関係政治団体にも40万円を提供している。
【産経新聞】
 
(解説)
 「野田佳彦財務相、蓮舫行政刷新担当相にもこの知人を紹介したといい、前原氏が今回の問題の中心的役割を担っていた可能性が高い。」と記事にある。「脱税関連企業がパーティー券=民主党本部や野田財務相団体―蓮舫大臣の団体に献金も 」の件のことだけど、前原さんが中心的役割だったと。
 
 前原さんは「脱税に関わった人物とは知らなかった」とある。ただ、どうなんだろう、疑問はあるね。野田さん、蓮舫さんが知らなかったのは本当だと思う。ただ、前原さんはどうなんだろう。
 
 政治資金収支報告書に、この脱税関連企業が記載されていたんだったら、信じられるけど、他の会社を誤記載していたなんて、ちょっと苦しいんじゃないかなぁ。わざと隠していたと疑われてもしょうがないよね。
 
 まぁ、50万円という金額で、前原さんのような優秀な男をなくすべきじゃないけど、野田さん、蓮舫さんと同列には置けないよね。あきらかに、今回のことは不自然すぎるよ。