君はなぜ喚くのか。
君は僕に嫉妬し喚く。
これは事実であり、異論は認めない。
君はいつもヒトに憧れている。
事実のみをここに記事として残しておく。
大事な話をしたい。
君はなぜ喚くのか。
確かにボクには買えないものはない。
正確には、買いたい物は買える。
そもそも欲しくない物は買う必要が無い。
金を払うという行為は価値に同等でなければいけない。
本来はそうであろう。
しかしながら違う事も多い。
私はある商品を売り続けている。
それは目に見えないものかもしれない。
望んだ生活は実現したが。
そこに望んだ世界は無かった。
君はなぜ喚くのか。
子供じゃあるまいし。
君はよく私にこう話す。
君は天才だ。
いいや、ボクは天才じゃない。
そもそも才能を測る事は出来ないのであるから。
天才は存在しない概念だ。
同じ環境、教育、感性で育つ事が出来ないヒトには
天才という概念は存在しない。
というよりも、あまりに安易に使用するのはお粗末だと言う事。
学問がヒトより上手くできる事が天才だろうか。
金を多く持つ事が天才であろうか。
そもそもセンスの問題である。
学問はヒトが作った歴史である。
数字や地動説、相対性理論、宇宙の存在、言語。
過去のヒトがセンスで生み出した歴史である。
それを簡易化し、大衆でも使用でき
理解できるようになっているだけである。
であればセンスは学問である。
学問はセンスである。
学習能力や発想力はセンスである。
そのセンスは学問をつくり
世界を変える。
君はそれでも喚くだろうか。
過去のヒトがセンスで生み出したこの世界に
たった一人君だけが例外的に
人生を全うできないことがあるだろうか。
仮に明日なんらかの現象により、生命が失われても。
あなたが存在したこの世界は存在し続ける。
ヒトがこんなにもたくさんいるこの世の中で
あなたはセンスを信じないのか。
喚くのはもうおしまい。