学生の頃に運動部に入っていた
わたくしがいた学校の部は 男性の方が多かったのだ
なかなか記録が伸びなくて四苦八苦していた時があっておちこんでいた
A先輩は 大丈夫だよ、datudatuなら出来るようになるよ、気にするな!
って優しい慰めの言葉を何時もかけてくれる
その優しさに
そうかな〜出来るかな〜って
甘ったれた構ってちゃんになっていたのだろう
その当時は
今、考えると そうだろと思う
一方B先輩は わたくしと同じ種目の競技をする先輩、運動神経の良さと器用、頭の良さから
簡単にこなして記録を伸ばしていた
この先輩にある時
いつまで出来ないでいるんだ、ダメなとこも指摘され、キツイ口調でズバッと言われ
泣いた…
この先輩は 他の部活を辞めて途中からの入部者で
ぱっと見はクールな感じ
わっ やっぱハッキリ物を言う意地悪な人!
ってわたくしは認識してしまった
ハッキリ言って第一印象から苦手で こう言われやっぱり苦手だ、嫌いだ〜
って 落ち込んだ
部活に出るのも嫌だったよ
けどね
この苦手な先輩は ダメなものはダメ、良事は褒める
出来る様になるよ、大丈夫だよって
中途半端な言葉はかけない
B先輩から わたくしは教えてもらっていた
教わっていくうちに 厳しい口調だが、そこに優しさをかんじた
構ってちゃんにかける優しい言葉より
優しさを感じた。
わたくしは 競技者として 上にのレベルまでいける様になった
精神的にも強い選手になれた
この先輩が居なければ わたくしは地区大会で終わる選手だっただろう
先輩が 卒業してからも 交流は 続いた、当時は携帯などない時代、文通で アドバイスやら近況などを交わしていた
A先輩は 卒業してそれっきりだった
ある選手権で 大学生、一般も交えた大会があった
その大会で わたくしは入賞出来たんですね
先輩は大学が休みだったから帰京していて 大会を観に来ていたのだ
来ていたのは知らなくて 終わってから 先輩に
おめでとう、やったなって言って貰えた。
優しい言葉だけが 優しいさではないと知った
何故厳しく言うのか?
言って貰えるのは 有難いこと
厳しい口調と イジメの口調は 違う、そこを勘違いしたままだと わたくしの成長はなかっただろう
久しぶりに会いたいよね
お互い老けたよな、きっと(笑)
わたくし ありがとうって言ってなかったんだよね