私のマイコー -私がゲイになったわけ- Ⅳ
渡りに船で、マイコーの部屋に行きました。
毛深く、目がうるうるという「典型的ゲイのビジュアル」のマイコー。
私にとって、それまでイメージに過ぎなかったゲイが形になった姿。マイコー。
この日生まれて初めて、男の人と肉体をまさぐりあったわけですが、やっぱ、頭の中のイ
メージと現実との間には、ギャップがある。
男同士のセックスについて情報ゼロですもん。想像だけで迎えた初夜みたいなものです。
古いなぁ、例え方が(笑)。
いろいろして、いろいろされました。
知りたいですか? 「いろいろ」のこと(笑)。
うーん。でも、大したことないですよ。男同士だというだけで。
ま、「男同士だ」ということが「だけ」にならない人が多いんでしょうが。
いきなり、めくるめく世界が開けているわけではない。
イメージだけがどんどん膨らんでて、もうそれだけでお腹一杯になってて、
いざ実物が目の前に出てきたとき「あれっ?」と思うことってあるでしょ。あんな感じ。
長時間並んでワクワクして、ものすごいものだと思っていたのに実際はただの肉にしか見え
なかったマンモス、とか(笑い)。きっとそんな感じです。
ただ、世界が広がったのは間違いないです。
私の興味は、セックスはもちろんですが、ゲイの世界がどうなっているのかにあり
ました。どれだけいるのか。どこにいるのか。何をしているのか。
ここを読んでいるあなたと同じ。知らない世界を手探りで知ろうとして、
マイコーからいろいろ話を聞きました。
マイコーのことも聞きました。
次はそのことを書くことにします。
うーん。今日はちょっと疲れてます。テンション低い。
読んでくださってどうもありがとう。
今回は、ゲイとは無関係な話を 【若貴騒動】
若貴騒動がメディアを賑わしています。
あんまり興味がないんですけどね。どちらも僕にはイケていないから。
仮にイケててもね。人のどろどろとした話に首を突っ込むのはそんなに好きじゃないです。私。
でも、ゲイの中には、そういうの好きな人、いますいます。
(うわぁ。オバチャンやん)と感心してしまいます。
オッチャンが、政治家を呼び捨てにするように、
オバチャンは、芸能人を親戚の子であるかのように呼び捨てます。
で。若貴騒動の話。
私の歳からすると、貴乃花はヒールなんだよね。整体師の頃から。
その頃の印象があるから、父親と貴乃花は仲が悪かったというイメージがあって、
いくら貴乃花が一代年寄りになったとしても、父親が安心して任せられる子どもとは見てい
なかったんじゃないかなぁ、と想像しています。以上。
あ。あの貴乃花の表情とか、弟子に稽古をつけたときの体とか、正直言って、イメージを下
げていると思いました。
喋って目を見開くとき、眉から持ち上げるでしょ。
そういう表情をする人、職場に2人ほどいますが、どちらも、うーん、ちょっと評判がよくない。
眉を上げる動きって、結構筋肉を動かしてて、自然な動きでは出ないでしょ。
普通に会話するのにどうしてそんな緊張するのか、と、相手に思わせてしまうのだろう、と想
像しています。
あと、稽古の時の体はね。
私は抱いたり、抱かれたいとは思わないですね(笑)。あちら様も私のこと抱きたくないでしょ
うが(爆笑)。
体重を落とした、というのを「体を絞った」ということで「すごい」という話にしたかったのかもし
れないけど、ああいうのは「窶れている」というのじゃないかなぁ。稽古をつける相手も、すご
く若い弟子で、実力ある弟子の稽古はつけられないでしょ。あの体じゃ。
見ててイタいよ、貴乃花。
ゲイに言われちゃ、おしまいか(笑)
私のマイコー -私がゲイになったわけ- 続々
人のセックスの嗜好が顔でわかったら、便利ですかね?
以前読んだ4コママンガで、人の心が読める女性の話があったんです。
その女性が歩いていると、向こうから好印象の青年が歩いてくる。
その青年がイメージしている内容が彼女には読める。そのイメージが・・・
青年は、最初彼女を裸にして。(それはOK)
彼女は女王様となって、奴隷の彼を鞭で叩き。(まだ、耐えられる)
彼は通りすがりの犬にまたがり恍惚にひたる。(絶句)
というストーリーだったのですが、これを読んで、人の考えがわかるのも
善し悪しだなぁ、と思ったことがあります。
でも、表情もその人の一部。表情からわかることもあります。
「典型的なゲイのビジュアル」と言われると、私の頭に浮かぶのはとん
ねるず石橋の「保毛尾田保毛男」なんです。ひげそり後が青々で、前髪
をかき上げ、口調は女性的で、ホモかと問われると必死で否定して、何
かというと姉のことを気にしている、というキャラですが、これはよくでき
ていると思いました。よくリサーチしている。でもね。
そうじゃないゲイも非常に多い。このことは、また後で書くと思いますが、
今の世の中、ゲイを見かけで判断するのは非常に難しいと思う。
見かけで判断するのは難しいけど、それ以外で判断することができる。
これもまた後日書くと思います。
で。
私のマイコーは、非常に毛深く、瞳がうるうるしてました。
当時の私には「典型的なゲイのビジュアル」に見えました。
私、分身をいらわれて即、この人が私の「ゲイライフ」の扉を開いてくれる
人だと思ったんです。で、私の口から出てきた言葉は
「家、遊びに行っていいですか」
だったんです。あー、恥ずかしい。
渡りに船で、船は港を出始めました・・・。
読んでくださってどうもありがとう。
次は何を書きましょうか。
箸休めに若貴騒動のことでも書きましょうか。
私のマイコー -私がゲイになったわけ- 続
みなさん、大丈夫ですか。ついてこられていますか。
昨日の書き込み。男が男の性器を手に取る、という場面で、ダメダメになった人がいるよなぁ。
と、ちょっと反省しました。ちょっと反省しながら今日一日仕事していました。
今日、職場で私と会話をした人は、会話をしながら私が「あのシーンはまずかったよなぁ」と思いながら
会話をしていたということを感じ取ってくだされば幸いです。
男同士で互いの性器を手を触れることは、ゲイにとっては別に抵抗がない場面ですけど、ゲイじゃない
人には抵抗があるよな。
いやいや。同性間普通にふざけて触ることがあることはあるけど、セクシャルな意味はない。
セクシャルな意味があるボディータッチ、って半分セックスだもんな。
「おや、おばぁちゃん。肩凝っているんですか。揉んであげますよ」といって前田部長がおばあちゃん
の肩を揉むのと、
「入社間もないのによく頑張っている、って鈴木課長が言っていたよ」と言いながら前田部長が新人O
Lの肩を揉むのでは、意味が違う。そういうことです。
で、私は、サウナの水風呂でのマイコーに触られたわけですが、私はそこにセクシャルな信号を感じ
たわけです。でも、
信号を感じたという場面には2通りあって。
1 発する信号が強くて、相手が受信せざるを得なかった。
2 発する信号は強くなく、相手の受信能力が敏感で受信してしまった。
この2つがあると思うのですが。今回の場合どちらでもなくて、どちらでもあって、
α 発する信号は強くて、相手の受信能力も敏感だった。
ということだったと思います。
もし私のちんちん触られても、その相手がどうでもいい普通のおっさんなら、たとえ23歳の私であっ
たとしても、笑いながら
「いや、そんなことありませんよ」
と笑って済ませる選択肢もあったんでしょうけどね。
何しろ相手は「典型的なゲイのビジュアル」だったもので。誤魔化さなきゃならない必要を感じなかっ
たんだと思います。だって、こういうのって「渡りに船」って言うんでしょ?(笑)
今日はここまで。行数が長めになったので。
次は「典型的なゲイのビジュアル」の話を話をしようかと思います。
書き込みを読んでちょっとついて行けなかった方でも、次回くらいまではまだ大丈夫だと思います。
どうぞ、おつきあいの程を。
読んでくださってどうもありがとう。
私のマイコー -お待たせしました。私がゲイになったわけ-
どうしてゲイになるのか、という話は、ゲイ同士でも割とします。共通体験ですから話題にしやすい。
えー、総括するとね。やっぱり行動に移る前にベースがあるにはあるのよ。
で、具体的行動に出るには、やはりきっかけがある。
きっかけになった大人や情報があるんですね。
あ。でも、行動に出るようになるのはある程度年齢がいってからだからね。
その前にベースができる時点でも大人の関与があるいうこともあるのかも。
私の場合、ベースは環境がくれて、誰かといった具体的な関与はなかったな。ベースは自前。
行動のきっかけはマイコーがくれました。23歳の時でした。
公立の体育館のプールやジムに通って、その後その体育館の風呂に入っていたのですが、そこにマイコーはいました。
サウナを使って、水風呂に入っていたとき、マイコーは同じ水風呂に入ってきて、何かのはずみだったのですが、私の分身を掴み
「いいモノ持ってますねぇ」
と言ったんですね。誤解ないように言っておきますが、私の分身は、大したものではありません。
でも、当時23歳。身長もそこそこあるし、今と違って泳いで走って腹筋も割れていました。
で、そのマイコー。今思えば典型的なゲイのビジュアルの方だったんです。
元々ベースがあった私はそこで・・・
おっと。
こういうネタは一回こっきりで出し切ってはいけない、もっと引っ張りなさい、と、「ブログの達人」に書いてありました。
さぁ、店じまい、店じまい。とっとと帰りな!
うそうそ
読んでくれてどうもありがとう。また、来てくださいね。
先に謝っておきます。
どうも、私のプロバイダか、このアメブロのどちらかの調子が悪いようです。
ひょっとしたら、同じ内容の書き込みが4つも5つもアップされるかもしれません。
便秘のあとの●痢のように。
お許しください。
ゲイとその父親 -ゲイにだって父親がいる-
今日は父の日なんですよね。
私のマイコーの話は、ちょっと置いておいて、ゲイとその父親の関係について書きたいと思います。
・・・・。
ゲイ同士の会話の中で、わりとお決まりのテーマがあって、ま、家族の話もあるにはあるんだけど、どうもね、父親の話が少ないんだな。
兄弟との話とか、母親との関係とかはそこそこ出てくるんだけど、どういう訳か父親の話は出てこない。
いや、出てくることがあるにはあるんだけど、うーん、何と言っていいか、出てくる父親は亡くなっているんだな。どういうわけか。
いや、生きてる父親の話が出てくることは出てくるんだけど、その出てき方は「父親と仲が悪い」という話なんだな。
仲が悪くない生きている父親の話は話題になっていない。なぜだろ。
うーん。書きにくいなぁ。
仲が悪い訳じゃない生きてる父親との関係の扱いは話せないデリケートな話題、なのかな。
あるいはただ単に影が薄い存在なのかな?
うーん。書きにくいなぁ。
仲が悪い父親の話はただそれだけなんだけど、仲が悪くない父親が亡くなったゲイの話はね、その後に「もう、ゲイであることがオープンになっても構わない」という話が続くんだな。近い身内が亡くなった鬱なのかな。いや、そうじゃないな。何というか、ゲイであることを一番隠したい相手が父親だったような感じ。父親がいなくなったからもうどうでもいい、という感触がね、あるのよ。
結婚もし、子どもも作り、家業も継いだ、ということで「オトコ」としての面目を立てた、と思っているゲイは、かなり多いと思う。
で、その面目を立てる相手が「父親」。
・・・ということかな。と思っています。私の偏見かもしれないけど。
今回はここまで。ゲイの父親に対する感情はちょっと説明しづらい。
私も現在進行形で抱えている問題だから(笑)
もう、随分、実家に帰っていないなぁ。
帰ると親父が、結婚とか子作りとかの話をするのを我慢しているのがありありでわかるんだよね。
それが辛くて。
読んでくれてどうもありがとう。退屈だったでしょ。
あなたのご主人もゲイかも。 なぜ、ゲイになるのかの話
ゲイになぜなるのか。という話。正直わかりません。
偉い学者さんは、脳の構造が元々違うんだ、と言って、そうかもしれないしそうじゃないかもしれない。
第一、ゲイって、どこからゲイなの?
というのは、セックスは絡んでないだろうけどこの人は同性愛傾向があるよなぁー、という人。多いです。
普通の人でも。あなたのご主人、疑ったことありませんか。
同性間のセックスは「許されない」からしないけど俺は男が好きだよ、と言う人、いそうですし、そう公言
されても「ああ、そうなんですか」と言うくらいでしょ。
「いやぁ、男同士のセックス、気持ちいいよぁ。汗だくでガンガンやってさ。相手がチンポ立てながらよがってんのを聞くと、こっちも疼くぜ」と公言する人はいないし、聞いたら距離置くでしょ。そんなものです。
行動に出ている・出ていない、公言する・しない、の壁があるんですね。つまり、同性愛傾向がある人には
1 ゲイであることは行動に出ていないし公言する必要もない。
2 ゲイであることは行動しているが公言していない。
3 ゲイであることは行動しているし公言している。
の3種類に大きく分けられて、その中でアナログ的に個々人で行動や公言の幅がある、ということだろうと
思います。
あ。言葉が難しくなってきた。いかんいかん、読者が離れる(笑)
予告編です。
えー、私の最初の行動は、おじさんから触られた、という体験からでした。
私にもマイコーがいたのです(爆笑)
読んでくれてどうもありがとう。これから、ゴミ出しに行ってきます。資源ゴミの日なの、今日。
ゲイになるきっかけ、は何でしょう。
マイコーの罪は、ま、幼児虐待ということで罪に問われたのですが、
相手が男の子の場合、勃起させることが虐待になるのか、という点が、女の子の場合と異なるわけで。
この点がややこしいし、犯罪が密室化する原因でもあるんだけどね。
唐突ですが、男の子がゲイになるきっかけは何でしょう?
先天性? 環境? 学習?
先天性、が100%、ということは、ちょっと考えにくいなぁ。
素質があるというのと、行動に出るのには距離があると思うんだよなぁ。
プラトニックな同性愛志向、というのはわかるけど、
それだけの人はゲイとは言わない。
環境も許さず、本人も学習していない、本人がメンタルに同性に愛情を感じるだけ。
うーん。それって、深い愛情、というのではないですかね。
私は、環境と学習かなー、と思うんです。素質ってあるのかなぁ。
こうしたら気持ちいい、こういうことをしても構わない、という社会のカテゴリーに同性愛が入っていれば、結構、みんな平気で同性愛的行動をとると思うけど。
あ。難しい話になってきました。今晩はこれくらいにしておきましょう。
次は、どうしてゲイになるのか、という話を、体験談を元に書くことにしましょう。
読んでくれてどうもありがとう。
マイケルはやっている、と、ゲイの私は考える。
マイケルジャクソン。無罪だそうで。
嘘でしょ。やってるよな、マイコー。
男の性の終点は勃起で、どんなプロセスにせよ勃起状態になりさえすれば快楽・快感に直結ですから。
これは子どもでも大人でもじじぃでも同じじゃないかなぁ。
男のセックスの道具は、男が気持ちいいと感じていないとスタンバイしない。
だから、悪い大人がかわいい男の子をいたぶろうとして、実際いたぶれる状態になったとき、もう被害者は存在しない。被害者にも快楽があって、快楽があれば被害者面もできない。
嫌がる女の子を無理やり、というのと訳が違う。
男の子が被害者となる性犯罪の数が、女の子のそれと比べて(恐らく)極端に少ないのはそれが理由だと思う。
マイコーがいたぶった男の子は、この先どうなるのか。
ゲイはどうしてゲイなのか。解明されていないことですが。
ゲイである私の体験談からのお話しは、また今度。
読んでくれてありがとう。