2021年3月27日


朝食を食べてしばらくしたら、情報屋Aさんは退院されました。

Sさんは

『次の人が来るまで2人やね。仲良くしよう』って言ってくれ、凄く嬉しかったです。


少し寂しくなった4人部屋。

Sさんとおしゃべりしていたら、なんとお昼に次の方が来られました。


『よろしくお願いしますぅ、Tですぅ。あなた方お若いわよね~。わたくし70歳。おいくつですか?わたくし、大腸がんの抗がん剤治療で、2泊3日の入院です。あなた方はどこが悪いの?』


って聞かれました。

私はあまり物事を深く考えないので、


『41歳、乳がんです』


って言えますが、言いたくない、聞かれたくない人だっています。繊細なことですし。

ましてや初対面。

だから、Tさんの第一印象は『ちょっと無神経なのかな?』でした。


Sさんは凄く辛そうに


『私はボロボロの体で、見ての通り点滴から栄養採って。食べられないので痩せすぎてしまって。歳は60過ぎです。』


と答えていました。

それに対して、Tさんは、


『大丈夫!大丈夫!若いから治りますよぉ。

夕飯はちゃんと食べて下さいね。でないともっと痩せてしまいますよ~。私はね、食べれるけど副作用で味覚が無いんです。あなたは美味しく食べれるでしょ?』

って言ったんですよね。


このやろー。

食べられへん人に食べろって言うな。

美味しかろうが不味かろうが食べられへんのがわからんのか。

比べるな。皆が自分と戦ってんのとちゃうん?

痩せたくて痩せてるわけちゃうのに、いちいち言うな。

で、何を根拠に大丈夫なん?

若いから治るって何?

そういう無神経で無責任な事を言うな。


凄く腹が立って...。やんわり無神経すぎますよーって言ったんですが、全く理解してもらえませんでした。

病気されている方は皆、それぞれが辛い思いされていて、それは比べたりするものではないと思います。共感することがあり、お互いが励みになったりすることがあっても。

ちょっと辛抱する自信が無いです。


今日から2泊3日、どうなることやら。

次回『さすがにちょっと。』