全曲集を何度も聴きました。一番古い曲は、昭和10年に発表されたものです。これらの曲こそ、日本の伝統を受け継ぐオリジナルソングだと、ずっと思っていたのですが、ここ数年で考えが変わりました。そもそも日本の歌って、西洋音楽に比べると、かなり音階がいい加減だったんじゃないのかな?こんなにきっちりと音階を守った歌い方は、江戸時代には無かったんじゃないのかな?これらの曲って、あくまでも日本調の西洋音楽で、日本の歌の本質と、ずれているんじゃないのかな?では、日本の歌の本質とは何なのか?難しくて、今のところ分かりません。