3月11日。
今を生きる日本人には、忘れられない日だ。
震災の一報を受けた氷室は、その年の夏に予定されていた東京ドームのアニバーサリーライブをキャンセルした。
日本テレビのニュースZEROに提供予定だった楽曲の歌詞を、震災の被災者へ向けたメッセージに書き換えた。
悩んだ末にチャリティーライブを決行し、6億を超える義援金を被災地に届けた。
そんな氷室に対して、あるファンが実家に火を放った。
この事件を聞いた日のブログに、私はこう記している。
「氷室はもう、音楽活動を続けないだろう」
その翌年、氷室はマイクをステージに置くことをファンに報告した。