今日はここまでかな。
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Minami Produce verse.04
「とても個人的な物語」
もう1年前なんですね。
Minami Produceの作品は毎度毎度
わたしの心をぐちゃぐちゃにするのが好きらしく
このときのわたしったらもうあれこれ酷かったことしか覚えていない。
本作品は作家が自分の失ったものを
自分の作品の中に探しにいくと言う話です。
作家の話、そして作家の書いた話が展開されるのですが
短編が複数出てきて観やすい作品だったのではないかなーと
自分的には思っています。
この時ももちろんA/Bバージョンをしまして
男女反転公演を行いました。
わたしはAでは虐殺ちゃんやその他のキャラクターを、
Bでは作家・朔本ひかるをやらせていただきました。
新宿眼科画廊の1F、一番奥のギャラリーで行ったのですが
完全にお客様に囲まれた状態での芝居でした。
この頃から、近距離芝居に抵抗もなく手も震えなくなりました(笑
Aパートでの虐殺ちゃんは、楽しかったのですが
未だにもっとやれたなぁと反省もしています。
去年、一番やり直したい芝居は虐殺ちゃんかもしれません。
得意分野ならば、もっと突き抜けろとあの頃の自分に言いたい。
Bパートでの朔本ひかるですが、
未だに彼女の破片が身体に残っていたりするなーと時たま思います。
本を読みながら、わたしならばこうするのに、とか
自分の書いた短編の続きについて空想したりしてしまうことがあります。
あ、突然ですがわたしのお芝居の作りについて説明します。(!
わたしはその人の履歴書を作るスタイルでいつも作っています。
どういう人生を生きて、何を考えて毎日を過ごしているか、
どんな家族構成か、友達はいるのか、どんな家に住んでいるかなど
できるだけたくさんの台本にない情報を妄想して作っています。
もちろん脚本家さんや演出家さんによっては
余計な情報が邪魔なこともあるのでしないこともあります。
朔本ひかるの時は特に短編の中身や
経歴などを重視しました。家族構成なんかは台本に書かれていたので。
ちなみにしのぶとの出会いも考えてあって、
大学のゼミでたまたま隣にいたしのぶが朔本ひかるの本を読んでいて
「この人の本、面白いんですよ。読んだことあります?」
と自分の書いた本を人からすすめられる、というものです(笑
これを竜史に話したら笑われた。あいつ。ドラマティックすぎるだろって。あいつ。
ドラマティックなんです、人生って。
普通なんて日々はどこにもないのです。
「いや、おれにはなんもないぞ!」
と思っている人は人と出会ってください。本を読んでください。
自分とは違う、出来たら苦手な分野の人と。
自分とは違う、出来たら苦手な分野の本を。
結構ドラマティックだと思いますよ。
沢山の勉強の先にはきっと、ドラマティックがある。
超絶脱線しましたが。
朔本ひかるの時のことを一言で言うと
「全員が全員私の愛しい敵で、憎むべき味方。」
という感じでした。
心の複雑さに絡めとられて、意識がハッキリしなかった日々。
あの、机から振り返った時の
愛しいしのぶの顔を、わたしは今でも覚えているし
きっとこの先消えてはくれないだろう。
虐殺ちゃんと、朔本ひかるなわたし。
芝原さんとはここで初共演しましたが、
ほぼ絡みなし!のちの、うちのわんわん。
貴重な衣装探しの一枚。



