年始に発売されたいくつかの雑誌に載っていたキーワード「社内失業」。
大学生の就職活動が話題となった昨年に続いて、「社内失業」が話題になるのかなと思っていました。
雑誌的に、社内失業者の味方になるのか、敵になるのか。
その辺で、労働環境的な変化の方向が変わってくるんだろうな。
社内失業者がけしからんという流れならば、解雇規制の緩和という流れになるだろうし、
社内失業者を救えという流れならば、解雇規制の維持という流れになるだろうし。
なぜ、社内失業者が生まれるのか?
多分、根っこは、バブル崩壊時のリストラブームにあるんだろうと思う。
1)仕事をガメているならば、リストラされにくいという心理が働く
2)仕事を大量に処理する労働者の登場
3)成果主義ブーム
4)処理件数にこだわる心理が働く
5)特定の人だけに多くの仕事が割り当てられる→社内失業者発生
簡単にまとめると、こんな感じかな。
近い将来としては、「給与格差」という言葉がブームになってくる気もする。
給与調整であるならば、法的な規制は比較的緩い気もするし。