セントライト記念はリオンリオンが1番人気に応え優勝。
15着と不完全燃焼に終わったダービーのうっ憤を晴らす重賞2勝を挙げ、菊花賞制覇に向けて好スタートを切った。
父ルーラーシップは菊花賞馬キセキを輩出するなど、キングカメハメハ系の中でも長距離に強い種牡馬。
春はサートゥルナーリアやヴェロックスの後塵を排したが、夏を超え成長した今なら、逆転もあるかもしれない。
今週は菊花賞トライアル第2弾の神戸新聞杯が行われる。
神戸新聞杯は2400mに距離変更となって12年目を迎える。
2400mに変更後、ここを勝利し本番の菊花賞を勝った馬はオルフェーヴルやゴールドシップ、エピファネイア、サトノダイヤモンドなど4頭。
また、上記4頭に加え、ドリームジャーニーやローズキングダム、レイデオロなどのGⅠ馬もこのレースの勝利後、再びGⅠを制している。
レースの傾向としては、とにかく実績馬が強い。過去5年で1番人気は3勝、2着1回。ワンアンドオンリーやレイデオロ、ワグネリアンなどダービー馬をはじめ、ダービー2着のサトノダイヤモンドや皐月賞2着のリアルスティールも人気に応えている。
血統的にはディープインパクト、ステイゴールド、ゼンノロブロイ、キングカメハメハなど、東京2400mが得意な血統が強くダービーと似たような傾向になりやすい。
ワールドプレミアは若葉ステークス2着以来のレースとなる。
若葉ステークスはヴェロックスに敗れたが、エンジンの掛かりが遅く不器用なため、小回りコースが向かなかった模様。
ディープインパクト産駒で外回りコースに代わる今回は持ち前の末脚を存分に発揮できそう。距離延長も母父アカテナンゴならプラスに働くだろう。
ヴェロックスは前走のダービーでは先行したロジャーバローズ、ダノンキングリーを捉えられず3着。父ジャスタウェイは天皇賞秋や安田記念、ドバイターフを制すなど父ハーツクライよりもスピードに秀でたタイプ。
ヴェロックスは母父がモンズンなのでスタミナも持ち合わせている。
器用で大崩れしないタイプなのでダービー組の中では最上位とみる。
サートゥルナーリアは兄にエピファネイア、リオンディーズのいる血統。
1番人気のダービーは4着。レーン騎手に乗り替わりとなった影響もあるだろうが、直線の止まり方をみると距離が長かった可能性も。
父ロードカナロアで、父シンボリクリスエスやキングカメハメハの兄たちよりもスピード型に出たことも影響しているのかもしれない。
今回、主戦のルメール騎手に戻っての再起戦となり、結果次第で今後の路線も決まってくるだろう。
今回ワールドプレミア、ヴェロックス、サートゥルナーリアの3強で決まる確率がかなり高いと思われるが、一角崩しがあるとすれば、京都新聞杯を勝ち、ダービーで上り2位の末脚で8着に入ったレッドジェニアルに注目したい。




