皆様にお伝えしたい注意点がございましたので、
ご報告いたしますね。
「網点を1ピクセルで形成」
このままの状態ですと網点が飛んでしまったり、潰れてしまう場合が
あるんです。
簡単に言うとこういうことです。
データで原稿を作られる方ですと、髪や服などの濃淡を付けたい部分に
トーンを貼ったりグレイで塗られたりされますが、こちらは網点のトーンを
貼られた原稿に発生する現象です。
こちらが正しい一般的な原稿です。

網点部分を最大まで拡大すると、
このように複数の点が密集して1つの点を形成し、
その点が密集して網トーンを作っています。

そしてこちらが問題がありますトーンです。

一見普通のトーンなのですが拡大すると・・・

全て1つの点で網トーンが形成されます。
この最小1つの点を1ピクセルと言います。
そして何故この1ピクセルが問題なのかといいますと、
1ピクセルをmmに換算したサイズは解像度に比例して変わりますが、
一般的な本文の原稿の解像度600dpiの時の1ピクセルのサイズが
約0.3mmです。
画面上では大きく見えるのですが、実際印刷しようとすると0.3mmの
点ですと細かすぎてインクが乗らず飛んでしまい、印刷に出ないんです。
逆に1ピクセルで白抜きにした場合

今度は0.3mmの白抜きとなりますと、紙に刷りますので微妙な
インクの滲みなどがあり潰れてしまう可能性が大いにあります。
そのため1ピクセルの網点をお使いにならないでください!
もし自分の網点が1ピクセルかも知れないけどいまいち判らない
という方は、
photoshopの鉛筆ツールでマスター直径が1pxのブラシを選択して
実際に点を1つ打ってみてください。
このとき画面に書かれた細さが1ピクセルですので、今使用してる
網点がこの点より大きければ大丈夫です!
もし同じ点だった場合は入稿前にお直しいただければ幸いです。
『素敵な本創りのお手伝い』 しまや出版
