PTA会計。任期5年を改変する為には…③

『PTA会計。任期5年を改変する為には…②』

((続きです))

過去、副会長をされていた

マリアさんに話を聞きにいきました。

「会計監査も５年から任期を減らそうと思っていて‥」

と伝えると、

「絶対そうした方がいいよ」

と力強く仰ってすぐに、遠い目をされました。

「…ずーっとそう言っているんだけどね、

５年とか普通に考えてできる訳ないよね…
でも、なかなか変えたがらない人がいるでしょう。」

と、既に事情は、

ある程度予測している様子でした。

「実際、副会長さんたちが

任期を３年から２年にした際は

反発意見などはなかったんですか」

「あったよ～～～ありまくり！

   勝手な事をするなって言われたよ。」

・・・・・
そ、それで、

結局どうやって変更できたんですか？

「まずは、９月の本部会で話し合いたいと要望したけど
各所から連絡が来て、説得されて。

それでも頑張って意見を出したんだけど

議題にすらあげてもらえなかったんだ…」

なんだか聞いた事のあるお話・・

「だから、任期が２年に変わったのは

そういった動きとは関係なくてね

当時、副会長１年目だった方が

お引っ越しされる事になって。

その先の２年分の任期を

その方のお友達が引き継いでくれると言ってくださったの。

でも、

それまでに副会長を２年やるって前例がなかった。
 

だから、その方にも3年やって貰えるように

説得しようという話になったんだけど
 

その方は２年後にお子さんが卒業だったから

どうしても２年しかできなくて…

そこで、

なし崩し的に内規を変更するしかなくなって
「任期２年を認める・その際は２年分の役員免除」

と書き換えられたんだけど。

もうそこからは

２年の任期ならやります。って方ばかりになって

それが当たり前になった感じ‥笑

結局、

一部の反対を唱える方以外は

３年は長いと感じていたんだよね
 

とはいえ、

自分が言い出すのなんてもってのほか。

動き出した私たちに賛同するのも

睨まれたらと思うとなかなか難しかったようで

あとあと謝られたよ…

なので、結果的に

２年の任期を認める内規を作ったら
２年でできるように

あっという間にみんなでマニュアルを作って
今はもうそれで問題ない形になってると思う」


なーるほど
マリアさんのお話、とても参考になりました。

実際に

私がこれまでの経験で感じていたのは

少なからず役員を引き受けてくださる方は

良くしていこう、変えていこう、と感じる方が

少なくないという事

そして、

一度方向さえ決まってしまえば

想像以上のスピードで良いものを作る事ができる

ある種のプロ集団だと思っていたりもします。

だけど、当然。

誰かと揉めてまでしたいものではないですよね

対立するような形での決着の付け方は

避けなければ、と思いました。

そんな中で、

今度は会計３年目のシズエさんからLINEが来ました。

PTA会計。任期5年を改変する為には…②

『PTA会計。任期5年を改変する為には…』

((続きです))

任期５年を改変すべく
近隣学校の役員さんと情報交換をし、

マニュアル作成に向け、

動き出しはじめた時に
副会長、OG、会計監査５年目の方からの
STOPの声が一斉にかかりました
 

うーん。

ドリアンさんのLINEはかなりの長文で

何日間にかけて一方的に送られてきました。

まあ。

とにかく色んな角度からの

「認めない」という内容だったのですが

『いたみさんは、

   ５年の任期を了承して受けているのだから

   ５年やりきるのは義務ですよ。

   楽する事を考えないで

   これまでのやり方を繋いでいく事が大事です。

   今までやってきた人達の気持ちを無視するのか。

   みんな辛いけどやってきたんだよ』

という内容が多く、とても気になりました。

私は、

私の任期を５年から３年にしたいと

言っていないです。

今後の人の為に

今ある当たり前は見直していく必要があるし

それは現役員にしかできない事です

伝統を守る、続ける。

という事は大事だと思う。

それは、ただ続けるのではなく

時代と共に変化するという事が

守る、続けるであると私は思います。

ドリアンさんから感じるのは

「私は５年やったから。苦労したから」

というものばかりで、話し合いもできそうにない。

本来ならば協力して欲しい方ではあったのですが

それは無理だな。と思いました。

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そこで相談を最初にしたのは
一昨年任期を終了した、

元副会長さんのマリアさんでした。
 

副会長の任期が

３年から２年に変わったタイミングがあったのですが
その任期を変える動きをしたのが、この方です。

PTA会計。任期5年を改変する為には…

小学校でPTA執行部、会計監査をしております。

任期は５年です

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「５年の任期は長すぎる！」

この事は、

ほぼ全ての人が同意している事だと

私は当初思っていたんです

５年間継続して学校にいる方に限られるし

任期が５年でも役員免除対象は３年分。

誰が引き受けるんだ、と。

事実、毎年最後の最後まで決まらず

10年継続したお局さんという方もいるそう。

私が会計を引き受けた当初

私を会計に声をかけてくれた、橘さんが

「この任期をどうにかしたいと思ってて‥」と言った時に

「だよね。よし、変えてこ！」と思いました

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任期を変更するには

PTA会則の改定をする必要があります。

流れとしては

９月に行われる本部会で

主に会長・副会長・教頭に一時承認を貰っておいて

次年度のPTA総会で過半数を取ればOK

なので、夏休み前頃までには、

内容をかためて、頭出ししておく必要がありました。

現実的なラインは

会計(３年)と監査（2年）を分けるのが妥当なのかな、と。

というのも

近隣の学校の会計さんに聞いてみたところ

そもそも会計と監査は別部隊でないと

ダメだという話を聞きました。癒着的な問題で、です。

確かにそうだな、と思う所もあり

今後はマニュアルを作成し、

誰にでもできるように整えていけば

監査は別の人に任せられるので

ひとまず任期を３年にする事は可能かなと思いました

と、まあ、水面下で

橘さんと改変するために行動をしていると、

私の電話が鳴りました

個人的に付き合いのあった

副会長さんでした。

「任期を変えるって本当？」

一応そのつもりで動いているよ、

９月の本部会でその話もしたいから

決まり次第また相談するね。 と答えると

「多分それ無理だと思う。

今日、それ聞いたドリアンさんが怒ってたよ」

ドリアンさんとは

監査２年目の方で、５年目にあたる方です。

正直、ドリアンさんが怒る意味が分からないし

だからなんだ。という気持ちでした

そしてその夜、

今度は橘さんの携帯に

お局さんから電話が掛かってきました。

10年会計・監査をされた方です。

もう子供も卒業して、

私なんか全く関わりあいがない方なのですが

橘さんに

「ドリアンさんから聞きました。

任期を変える事は容認できません。

次が決まらないのであれば

子どもが卒業するまで、続投してください。」

と言ってきたようです。

それを聞いてまず口がアングリな私

そして今度は私の方に

ドリアンさんから個別LINEが入りました。

「お局さんに報告させてもらいました～。

  あのね？会計は絶対に３年でないとできないの。

  監査は会計を経験した人にしかできない仕事。

  これまでそうしてみんな苦労してきました。

  あなたは１年目で何も分からないよね？

  やってる事、無責任ですよ。」

と。

ドリアンさんはとにかく強烈な方です。

面と向かってもそうですし

LINEでも電話でも、めちゃくちゃ攻撃的です（今も）

そんなに難しくないと思っていた

任期改変計画でしたが

頭出しをするために

話し合っていただけで

副会長、OG、会計監査5年目の

３方向から釘を打たれたのです。