そこで大昔にバレエの先生から習った股関節を開く運動を密かに始める。
先生はこれを「電車の中や駅のホームで密かにできる」という事で教えてくださった。
股関節の真下に足を置くため肩幅よりやや狭く足を開いて立つ。
つま先を開く角度は左右それぞれ45度くらい。そして軽く膝を曲げてみるが、真上から膝を見てつま先と膝の方向が揃ってなければNG。
◯良い例
↖ ↗ ☜つま先の方向
↖↗ ☜膝の方向
上から見て膝の山の頂点が足の中指に合ってるという事。
X 悪い例
↖ ↗ ☜つま先の方向
↑↑ ☜膝の方向
つま先は開いてるのに膝は正面に向いている。正面とは行かなくても両者の方向が合っていない。
これは一番ダメ、といっても女性に多く見られ、これではスケートのアウトエッジの質が悪くなる。
では同じ方向に揃えるためには何をするかと言うと、中臀筋と大臀筋を締める。つまりお尻の外側にある左右のほっぺたを引き締める。
| | ☜お尻の外側のライン
⇩ お尻を締めると
\ / ☜こうなるイメージ
朝礼中にひたすらお尻を締める。すると正面を向いていた膝がスーツのパンツの中で外側に回転するのがわかる。お尻を緩める、締めるを繰り返し45度くらい膝が回転したり戻ったりするのを確認する。
お尻を締めて膝が外に向いた時に膝を曲げると、つま先と膝の方向が一致するのがわかる。
注意
この時にもちろん、骨盤は立てます。できれば恥骨を締めて引き上げます。上半身の重みが股関節にドカッと乗ってると、股関節が開放されないそうです。
開いた時の感覚を忘れない、という事だそうです。