ニュージーランドの沖合でおよそ3か月前に座礁したコンテナ船の船体が、悪天候で海が荒れたため、真ん中から割れ、現地では、コンテナ船の燃料や積み荷が流れ出し、環境に悪影響を及ぼすのではないかと、懸念が広がっています。
ニュージーランドの北島のタウランガの沖合では、およそ3か月前の去年10月、4万7000トンのリベリア船籍のコンテナ船が座礁する事故がありました。座礁したコンテナ船は、今も現場の海域に残されたままで、7日夜から8日朝にかけて、悪天候で海が荒れたため、船体が真ん中から割れる事態となりました。その後、コンテナ船の後ろの部分がおよそ30メートル流され、船上に残されていた積み荷のコンテナ200個から300個が海上に流れ出たものとみられています。さらに燃料の重油が漏れ出すおそれもあり、環境に悪影響を及ぼすのではないかと懸念が広がっています。流れ出たコンテナや燃料は、半日から1日で沿岸に到達する可能性があり、現地の海事当局が警戒を呼びかけています。このコンテナ船は、去年10月に座礁事故を起こした際、船体に開いた穴からおよそ350トンの重油が漏れ出し、海洋汚染が問題となりました。