増上寺の前を通ったら三門が公開されていたので訪れてみました
国指定重要文化財 三解脱門
三解脱門とは
【貪欲】むさぼり
【瞋恚】いかり
【愚痴】おろかさ の三つの毒から離れ
極楽浄土に入る心をつくるための門とされています
慶長16年(1611) 徳川幕府の助成により、幕府の大工頭・中井正清とその配下により建立
元和8年(1622)に再建
増上寺が江戸初期に大造営された当時の面影を残す唯一の伽藍で
東京都内でも最も古い木造建築物のうちの一つ
拝観料は¥1,000-
急な階段を上って楼上に
釈迦三尊像、十六羅漢像、増上寺歴代上人の尊像が奉安されています
釈迦三尊像
釈迦如来坐像 寄木造り 像高115.5㎝ 七重蓮台に坐します
象に乗る普賢菩薩坐像、獅子に乗る文殊菩薩坐像はともに像高約69㎝
三尊とも玉眼で漆泊がしてあり、衣には蒔絵風の模様があります
十六羅漢像
寄木造り 玉眼 円頭 像高は83~99.5㎝ 胡粉仕上げで衣は極彩色
楼上からの眺め