判る方には判るネタ
判らない方には判らないネタ
私の妻には
「需要と供給が何故か成立している
怪しいブログ」
と言われていますが
判る方・理解出来る方以外はスイマセン・・・
ニッチな話題です。
2013年4月3日地下鉄二十四軒バスターミナルの記事を書きました。
少しこの捕捉を含めて判明した事柄について掘り下げて書きます。
1976年6月10日東西線・琴似~白石間が開業と同時に「二十四軒バスターミナル」
も供用開始されましたが私にとって長らく疑問に感じていた点として
規模の割には、北24条線・二十四軒駅前~南新川~北24条駅前のみ営業路線があり
市営バス琴似自動車営業所時代から現JR北海道バス琴似営業所へ変わった今でも
土日祝日のみJRA札幌競馬場から委託を受けて競馬場無料送迎バスを運行している
位で規模としては大きいと感じていました。
あらためて画像を取り直したもので説明しますと
2011年までは中央分離帯がある二十四軒手稲通り沿いに降車場があって
狭い中道にのりばが設置されていました。
のりばは大型バス(所謂長尺)2台分据付られるのりばですが現在は
駐輪場として再整備され、降車場だった位置で乗降取り扱いされています。
各駅倉庫さんのサイトで見つけた市営バス時刻表
各駅倉庫さんのサイトでは過去の路線バス時刻表を公開されているのを
以前から知ってはいましたが、丹念に探すという事まではやっていなかった(汗)
為色々と調べてみますと1976年6月10日東西線開業と同時に市営バスの路線も
大幅に改編され二十四軒駅併設のバスターミナルには2路線が当初ありました。
・北24条線 西32 二十四軒駅前~北24条駅前
※現在もJRバスが同一ルートを軒24二十四軒駅前~北24条駅前として運行
・北7条線 西31 二十四軒駅前~中央区役所前
※現在は路線改造され (地)琴似駅~琴似営業所~市立病院~大通西4丁目
として運行され二十四軒駅前周辺には乗入れていません。
興味深い点として北5条線西58は当時は札幌駅前~長生園と
大通西1丁目~長生園の2路線があったものの市営バス琴似自動車営業所
発着ではなかった様です。
余談
この時代、旧国道5号線・現在の北5条手稲通りは国鉄バス・中央バス・市営バス
3社が入り混じっていましたし30年位前の話しですが、市営バス琴似自動車営業所
の前にあるバス停は、市営バスが「琴似営業所」JRバスが「宮の森中央」
中央バスに至っては、札幌ターミナル~手稲駅経由~南4線・南線小学校の
路線も同所を走っていたのにも関わらず北6条西26丁目の次は山の手1条通り
まで通過するというヘンナ区間でした。
迷列車シリーズの様な小ネタはこのあたり色々あります(笑)
逸脱してしまいましたが・・・
私が記憶している所では35年位前は二十四軒駅前~山の手高校のスクール便
もあったと記憶もありますが定かではありません。
各駅倉庫さんの時刻表
時間がある方はじっくりと時刻表を眺めていると今と昔の違いが
楽しめると思いますので一度ご覧ください。
2019年1月18日と19日撮影
ちなみに北1条発寒線のイオン発寒~琴似~二十四軒~円山第一鳥居~札幌駅へ
至る路線はいつの間にか消滅していました(汗)
あれって回送の間合いに運行しているような路線でしたが殆ど需要なかったので
しょうね。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/d3/9f/j/o1600120014426069509.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/e6/50/j/o1600120014426069612.jpg?caw=800)
土日祝日に競馬場へ行くお客さんの方が多い証。
朝から昼までは30分に1本間隔、レース終了後は10分間隔と
営業路線バスより無料送迎バスの方が本数多いですね(笑)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/78/db/j/o1600120014426069716.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/b1/06/j/o1600120014426069852.jpg?caw=800)
のりばは一部アスファルトかさ上げ舗装され駐輪場化されました。
バスターミナル2階3階は以前市交通局の事務所があり地下には福利厚生の食堂と
理容室がかつてありましたが、現在は民間企業に貸し出されています。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/5a/be/j/o1600120014426069963.jpg?caw=800)
地下鉄駅からは昇りエスカレーターがあるものの駅構内から数段の階段を
昇らないとエスカレーターに乗れない構造になっています。
またバスターミナルから地下鉄駅構内へ行くには階段のみ。
バリアフリー法の関係でエレベーターは二十四軒手稲通りを挟んだ反対側に
設置されていますが・・・1970年代設計工事なので当時としてはアリだったんでしょうね。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/e1/06/j/o1600120014426070054.jpg?caw=800)
旧のりば・・・長尺2台据付対応
ちなみに天井に暖房ダクトが設置されていますが昔は冬になると暖房ついて
いましたが今も昔も閑散としているので経費節減なのか止まっています。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/1d/91/j/o1600120014426070109.jpg?caw=800)
今使われているのかは判りませんが、バスが遅れる等すると
市営バス琴似自動車営業所から遠隔放送でお知らせが流れるスピーカーも
設置されています。
JRバス琴似営業所として営業所ごと譲渡されてからは放送されて
いるのでしょうか?
「余談」で触れた
中央バス札幌ターミナル~手稲駅経由~南4線・南線小学校の時刻表も
各駅倉庫さんで公開されています。
1990年代はまだ
札幌駅前~小樽駅前の高速おたる号(円山経由)の他に
国道経由の急行おたる(桂岡経由)が1時間に1本あった時代ですね。
後に急行小樽が廃止となり、小樽市桂岡地区にかつてあった
北海道薬科大学「薬大前」バス停で札幌駅前~手稲駅~銭函・薬大前と
薬大前~小樽駅前に路線が分割されました。
札幌駅前~手稲駅~銭函・薬大前の路線は:2013年3月末で廃止となり
現在は国道経由で札幌小樽間を往来可能な路線はJRバスの地下鉄宮の沢駅~
小樽駅前の路線のみとなっています。
2013年1月30日に札幌桂岡線 札幌駅前ターミナルという記事を
書いていますので参考までにリンク出しておきます。
追加画像 2019/1/21
また立ち寄れたのでお昼に撮影したものを追加します。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/ac/05/j/o1600120014426070221.jpg?caw=800)
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/ec/bd/j/o1600120014426070316.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/f6/7b/j/o1600120014426070390.jpg?caw=800)
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/e5/a7/j/o1600120014426070471.jpg?caw=800)
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/cc/9b/j/o1600120014426070536.jpg?caw=800)
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/17/dash8rjco/5c/d5/j/o1600120014426070651.jpg?caw=800)