タイトルどおり 入院していました。
モコ太ではなく…今回私
。


出産時の帝王切開入院以外に
入院経験なんて今までなかったし
ただただ 辛かった、1週間…
モコ太の事含め
このブログに残しておくことにしました。
長文乱文、自己記録用のためスルーして下さい。
そんな訳で
モコ太は 私の緊急入院のために
かかりつけ病院にあるホテルで
1週間お預かりを余儀なくされました

今の病院での預かり利用は初めてで
モコ太2-3日ハンストしたらしいのですが
最近食欲旺盛なモコ太


さん




降参して3日目あたりからちゃんとご飯を食べて
お散歩も朝晩2回
スタッフさんに可愛がってもらって 元気!
だったそう。
今までは 深刻な入院だったから
何も嫌なことをしないホテルのお泊まりが
モコ太にとって初めての事だったけど。
でも、やっぱり相当寝不足で疲れちゃったみたい
ヨレヨレ感いっぱいの帰宅直後

前みたいに24時間営業ではないけど
夜間もスタッフさんがいて無人になる事がないし
投薬も管理もしっかり対応して貰えるので
安心して預けられて 本当によかった…

退院してから 分離不安が進行したのかな?
ママから片時も離れません。
いつもなら 遊んでわんわん
ってくるはずが

心配そうに私の顔を見て
何も言わずに寄り添う… それしかしないの。
ママに添い寝してくれてる
のかな?

看病してくれてるのね

本当に可愛いくて お利口さんなモコ太です。
で、
ここからは 私の備忘録。
病院での話、感じた事、取りとめもなくあれこれ書いてますので。暇つぶししたい人だけ読んでね。











台風19号が去った週明け
仕事中 急に眩暈に襲われた。
気圧のせいとか 季節の変わり目とか
よくあるお年頃の症状かなと完全に油断して
気合いで治せばいいと 2日放置した。
時々ぐるぐるっとなる程度だったのが
症状は ますます酷くなるばかり。
終いには立てなくなって 最悪の事態になった。
かかったクリニックから大学病院へ
そして緊急入院。
激しくぐるぐる回って 止まらない眩暈は
例えて言うなら
遊園地のコーヒカップの回転MAX時の状態。
それか、
紐で吊るした物がずっとクルクル回るような
まさにあんな感じ。
とてもじゃないけど 目なんて開けていられない。
気持ちが悪くてどうしようもない。
とうとう胃がグシゃっと激しく収縮して
背骨が捻れたかと思う程の激しい嘔吐。
こんなのが交互に何度も何度も襲ってきた。
鎮静剤か何かを点滴して眠れている時以外
まるで拷問の生き地獄のようだった

脳からくる眩暈の疑いがあるとの事で
CTとMRI の検査と
処置室で眼振検査ほか色々。
移動は車イスでも無理で ストレッチャーで。
大学病院だから
先生の他に若い男性が3〜4人ぼんやりと目に映って
眼振3度あります! と聞こえたら
もう1人の先生が確認しに来て
後ろにいた若手達みんなで
私の顔を一斉に覗き込んできた。
そこでまた嘔吐。
あと、同じ階に エクソシスト並みの
深刻そうな患者がいた。
はじめは恐竜か獣の咆哮かと
私は聴力まで侵されてきたかと本気で思った

けど、それを嫌と感じる余裕すらなかった。
うるさいという感覚も
部屋を変えてもらう
そんな発想すら思い浮かばなかった。
とにかく 本当に具合が悪い時って
若い研修医達の面前で醜態をさらしたとか
何が気に入らないとか
何かそんな小さな事など
どうでも良くなるんだな。
点滴で吐き気が幾分マシになりはしたものの
ずっとコーヒカップに乗っているような状態が
丸3日間続いた。
普段から低めの70〜110辺りの血圧が
看護士の口から わ〜高いですね っと。
聞いてびっくり。
生まれて初めての160超え。
目は開けられず 飲み薬以外 何も口にできなかった。
眩暈って、こんなに辛くて大変だとは。
トイレも看護師さんを呼んでどうにか起き上がり
車イスで行かなきゃならなかった。
たかがトイレ…なのに
すごく辛どかった。
いっそのこと、意識がなくなってしまえばいいのにってすごく思った。
検査の結果は、
幸いにも、脳からくるものではなく
前庭神経炎 という診断だった。
この症状になる前
帯状疱疹が治ったばかりだったから
そんな事もどうも関係したらしい。
でも、原因はよくわからない。
入院4日目、
ようやく吐き気が収まって 少しずつ病院食を。
味噌汁3口 とか そんなとこからスタート。
お粥は梅干しがないと全然食べれない事に
初めて気付いた。
THE 病院食。
見た目から想像するよりは案外美味しかった

吐かなければ
食べられるだけ食べて内臓から復活する!
そう決めて 無理矢理食べた。
そんな時に、私の場合だけど
柑橘系炭酸飲料がかなり役に立った。
腹部に滞留している空気が出て
サッパリさせてくれて
生き返らせてくれた。
オランジーナ、女神の飲料
。

吐き気を恐れず とにかく食べられるだけ食べる。
すると やはり早い!
食べ始めて2日で
1人で歩いてトイレに行けるまで回復した。
ずっと目を閉じていたから 院内が広いことや
入院患者がたくさんいる事に驚いたし、
回復してくると 色んな感覚が戻って
今まで感じなかった事に気付き始める。
やっぱりあの
エクソシスト患者。
昼は比較的静かにしているのに、
21時頃に一時的に、
そして毎夜丑三つ時2〜4時に最高潮に達する。
とにかくめちゃくちゃ気味悪い
オカルト。

人間の声とは思えない まさに 咆哮

聞くところによると
まだそんなに高齢ではない認知症患者。
手にを得なく危険で固定されているらしい。
一定時間解放の時間が必要で
その時に看護士は 噛まれたとか 何だか大変そうだった。
ようやく 夜うるさくて実は全く寝れていない事を
看護士に伝えて、夜 睡眠薬を貰った。
ぐっすり寝て翌朝にはこの眩暈を絶対吹き飛ばす!
そう意気込んで寝た。
睡眠剤で寝入って 深い睡眠の最中
あの咆哮で目が覚めた。
睡眠薬なんて全く用をなさない。
やっぱり始まったし、感覚が戻ってきた私には
凄まじいエクソシストにしか聞こえない。
よく聴くと もう1人いる。その人は多分
咆哮に苛立ち奇声を発してる感じ。
とにかく尋常じゃなかった。
看護士さんって、大変だ!
それに入院患者さんたち全員寝不足!
こんなんじゃ良くなるものもならないよ!
みんな可哀想だ〜
点滴。
好きな人なんて誰もいないけど。
喘息などでステロイド治療をしていない人で
これだけ取りづらい人は珍しいらしい。
血管が細くて 逃げるらしい。
おまけに眩暈の点滴は 血管がダメになり易く
痛みもあるようで私の左腕はすでにパンパン。
両腕で20位?
刺せる所は全部刺されたけど失敗。
看護士4人変わって、士長が出てきた。
看護士さんたち、めちゃくちゃ面白くて
士長をラスボス 見て笑わないでね〜って
和ませてくれたし、士長さんも面白くて
話してくれただけで 何かがすっごく癒されて
不思議な気分になった。
呼吸器循環器系の看護士さんたち、
耳鼻科と比較にならない程
すっごく良かったと 後から気づいた。
このタイミングで 耳鼻科のベッドが空いたとかで
病室を移動された。
耳鼻科のフロア、結構空いてた。
もともと空いてたなと思った。
耳鼻科の病室に引き継ぎしてあるからか
看護士は出てこないで、担当医が点滴しに来た。
針を刺して 斜めに、手前に、奥に、あちこちと
針を動かしても 私の血は出てこない。
次の場所へ。
やっぱりダメだった。
腕が腫れてきて痛い。
ちょっと待ってて下さいね と言って若い医師は
消えて行った。
どうしても右手の甲を最後の場所としているみたいで
そこに針が行かない。
すでに左腕の点滴可能なところが全滅して
右側の最後の箇所。
ここがダメになったら足からやると。
次の医師が出てきた。いつもの先生。
でも
また同じ、ダメだった。
私から先生に提案してみた。
もし明日退院出来るなら
最後の手の甲を使って点滴できませんか?って。
すると、
え?退院できますか?したいですか?もしできそうならばそうしましょう。それがいい!
という予想外の言葉が返ってきた。
そんな訳で
右手の甲から無事に点滴できるようになり
急遽退院が決まった。

あちこちに針の跡あり。
とは言え、
私はトイレに行けるようになったばかり。
どうしよ。
その後昼ご飯を頑張って完食して
リハビリのため フロアを歩き回り練習した。
本当に具合が悪い時は
点滴の事など考えなかったけど
点滴嫌だと思えるほど 回復したってこと。
もちろん 夕食も完食して
つたい歩きで コンビニまで行って
ジュース、デザートを頑張って買った

フロアが変わった事で
夜はあのエクソシストの叫びともおさらば。
睡眠剤を貰い 久しぶりにぐっすり寝た。
やっぱり良質な睡眠とご飯は生きる源!
翌朝 かなり回復して
無事何とか(いや無理矢理?)退院できた。
考える余裕全くなかったけど、
ラグビーワールドカップ日本🇯🇵vs. 南アフリカ🇿🇦
見れなかった

マルチーズまみれになるのを
あんなに楽しみにしていた
マルフェスにも行けなかった

(けど悪天候で中止になったの?ブログに誰もアップしてない??)
仕事のハロウィン🎃も不在、
大事な案件のミーティングも延期。
仕事で穴を開けまくり 代わりに全部を背負ってくれた
私の相方 Mちゃん。本当に本当にありがとう。
リハビリして、1日も早く仕事復帰に向けて
がんばろ!
病院での色々な経験値を積んだと思えたし
身体があってこそ平和な日常があるんだなぁと
しみじみ考えさせられた。
あと、色々な場面で助けてくれた人達
みんなに 感謝



まだまだしつこい眩暈が残っているけど
負けない!
あとは、加齢という現実をしっかり受け止め
心身を健やかに保とう
と思う。

と、ここまで拙い長文を 読んで下さり ありがとうございます

最後まで読んで下さった方だけに
本日のモコ太のショットをプレゼント
しちゃいます


ベランダで戯れ。
モコ太は 元気にしてますよ

私がもう少し元気になったら、
またモコ太の様子をアップしようと思ってます。
最後まで 読んでいただき ありがとうございます
