今朝は三重県鳥羽市相差漁港に来ました。ここは沿岸漁業や海女さんによる素潜り漁が行われている所です。海女さんの漁る伊勢エビやアワビ、サザエは絶品です。左に見えるのは管崎です。
昨日泊まったのは千鳥ヶ浜にあるホテルです。ドローンですとものの5分で到着します。浜辺には本当に千鳥が渚に遊んでいるのでびっくりです。鳥羽の海って本当にきれいです。
千鳥ヶ浜を離陸してさらに隣の国崎まで飛びました。車で行けば半時間はかかりますが、ここもわずか5分で行けます。複雑なリアス式海岸は海岸沿いに細い道が巡らしてあって陸路は大変です。
国崎上空から見た千鳥ヶ浜。夏は海水浴客で賑わったでしょう。今日は無風で波も静かでした。
ホテルからはこの景色が見えます。昨夜は満天の星となり、北斗七星が大きく輝いていました。夜明け前。モルゲンロートの朝焼けです。この時刻に富士山が見えるというのですが、今朝は見えませんでした。
千鳥ヶ浜の朝日。本当に美しいです。
昨日の夕食は豪華でした。これで二人で24000円でした。かなりお値打ちだと思います。
メインは何と言っても伊勢エビのお造りと大きな鯛の舟盛り。豪華。お刺身は厚切りです。
昼食は黒潮ダイニングでとりました。これはイクラとヒラメ丼です。これで1700円でおつりが来ました。ご飯はお箸で掘らないと出てきません。てんこ盛りです。
お腹がいっぱいになったので、相差漁港から歩いて管崎に行きました。ここは明治期に日本海海戦で功績のあった駆逐艦春雨が沈んだ所です。暴風で座礁した駆逐艦の乗組員を救助したのはこの相差漁港の漁師でした。8名の方が救助されました。亡くなったのは上級幹部の人たちです。命を若い水兵達に託しました。
管崎に鐘があります。駆逐艦春雨乗組員の鎮魂と世界平和のため鐘を鳴らしました。対岸には映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケ地安乗灯台があります。
管崎の遊歩道に残っているアケビの実。薄紫が残っています。秋の名残なのでしょう。
かと思えば、サザンカがもう咲いています。冬の訪れも近いのでしょう。
ツワブキも黄色い群落を作っています。冬間近。
そして、斜陽に輝く銀色の穂が美しいススキ野原。ここは秋と冬のせめぎ合いをしています。今日は、秋めいています。それでも移動性の低気圧がオホーツク海方面に出て、西高東低の気圧配置になれば、鉛色の空の下は大陸からの強風が吹き始めます。そうなると優しく凪いでいた志摩の海は、荒れ狂います。その波濤は安乗崎をさらに浸食し細々とした岬に押し寄せます。海食崖に白い波が灯台まで吹き付けていたことがありました。
今日は小春日和で無風です。志摩の空は蒼く志摩の海はどこまでも碧く。今週の後半からは冬模様になるのでしょう。それまでしばし秋の優しい陽光に照らされて志摩の海を楽しみました。志摩の海は豊潤です。豊かさで満ちています。自然も食材も豊か。
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