この一ヶ月、季節はどのように移り変わったのでしょう。ウェザーステーションのデータで見てみましょう。一番上のグラフは気温です。暑く長かった夏が終わり、気温はぐんぐん下がっていて、秋が深まったことがよく分かります。最高湿度は100%でこれは雨が多かったからなのでしょう。
観測地点は紀伊半島の中部松阪市の山間地なので、山風と海風の影響を受けて日変化が顕著です。降水量のグラフからは雨の日が多かったようです。しかも秋晴れの日が少なく日照時間は短めです。どんより曇ったのが印象です。
さて、週末にかけて低気圧が日本列島を通過します。この低気圧は急速に発達して爆弾低気圧になることが日本気象協会のサイトにありました。温帯低気圧と言ってもこの天気図からは台風並みと言えそうです。しかも、どんどん発達してオホーツク海方面に出ると西高東低の冬型の気圧配置となり、等圧線は縦縞になります。こうなると大陸からの冷たい風が日本海に渡り、湿った空気が東北やアルプスの峰々に吹き付けるので日本海側では雪になる可能性もあります。この図からは、太平洋側でも雨が降ることが分かります。
秋晴れでお布団を干したり、お洗濯を外で干したいところですが、週末は荒れた天気になりそう。冬物の衣服を出したり、掛け布団を冬用に重ねたり、エアコンの掃除をして暖房の試運転をするなど、冬支度も始めないと。この季節になると紅葉も楽しめますが、爆弾低気圧で紅葉した葉っぱが散りそうなので心配です。
寒くなるとインフルエンザや新型コロナウイルスの活動が活発になりますが、予防接種も早めに。副作用もあるのでそれは個人の考え方ですが、子どもや高齢者は予防が大切かも。18歳未満の人は鼻から吸入するのが効果的のようで、費用は二倍ですが、選択肢の一つになります。なんて言っても、石けんによる手洗いうがい、アルコールでの消毒、雑踏でのマスクの着用などウィルスを体内に入れないことですね。
ちょっと期待したい三連休なのですが、天気図から目が離せないですね。


