二日間雨が降ったので、イチジクを採りに行けませんでした。雨なのでイチジク好きな子ギツネもやって来てなかったようです。昨日は屋根の上で鳴いていました。キツネはコンコンと鳴くらしいのですが、ワンワンとコンコンを合わせたような鳴き声です。キツネは小綺麗なのが好きで畑に入ると足がドロドロになるのがイヤなのでしょう。イチジクは欲しいけど、足がドロドロになるのはイヤ。ストレスで鳴いていたのかも・・・・。
イチジクは花が咲かないのに実をつけます。カメラを顕微鏡モードにすると、実の中は蜜で満たされ、花芽がいっぱいありました。実の中心に穴が開いて、そこから虫たちが蜜をなめに来ます。そして受粉して種ができるという構造。自然は実に上手くできているものです。
ちなみにこのイチジク、5㎝ほどあります。二日間の雨で実はみずみずしく完熟しています。それでも甘みは控えめです。やはり甘い実になるには乾燥した天気が続かないと。イチジクはもともと乾燥帯の植物なので、砂漠のステップでできた物は甘いです。雨でみずみずしい巨大な実も美味しいです。

