今日は3月の終わり、紀伊半島は二週間遅れて桜が咲き始めました。やっと満開になった江戸ヒカンザクラ。青と白のまだら模様の空に凜として咲いています。
春谷寺というと定番の構図です。
誰もが撮る構図。それはそれでいいですけど。
ヒカンザクラなのでソメヨシノよりも二週間は早咲きなのですが、今年は同時に咲いています。赤が濃いのがここの特徴です。
本堂のガラス戸に映るヒカンザクラ。御灯明も見えて寺らしさがここにあります。時間によっては光の加減で本物よりも美しくなる瞬間があります。
桜の里だと思わせる光景。一面はヒカンザクラで覆われています。
境内に植えてあるシキミが薄黄色の花を咲かせています。仏花なので境内にあるのは違和感はないのですが、花を見ると改めて美しい。
日本の桜百選に指定されている所は、宮川堤、三多気の桜ですがそれに劣らず美しいのが春谷寺。夜はライトアップがされていて闇に浮かび上がる姿が妖艶です。