昨日からの大雨から、今朝は秋らしい晴れの空が戻ってきました。遠くに左には烏山、道を隔てて右には伊勢三山の中央にそびえる白猪山が見えます。白猪山は朝早くに雲海が出ていました。太陽が昇ると靄は空高く上がっていって、この晴れ間が戻ってきました。
日差しは夏。もう30℃を超えています。お蚕さんを飼っていた納屋は屋根が破れて無残です。周りには大豆畑があり、実りの季節なのですが、山から猿が降りてきてできたてのお豆を食べていきます。
濃いピンクのコスモス。雨にたたかれても健気に咲いています。隣の芙蓉の花は枯れてみっともない。美しい物は刈れると醜くなります。
隣の白いコスモスにはいっぱい昨夜からの雨粒が。
薄黄色の花。コスモスに花に混じって咲いています。私はコスモスですと言いたげなのですが、花びらの数が違うのですぐにバレます。
元気なのは黄色コスモス。蜜と花粉を求めて蛾がとまっています。正三角形の羽が美しい。コスモスでもないかも。フレンチマリーゴールドでしょうか。
蛍もいないのに露草が咲いているとは? 露草はやはり雨が好きなようです。しっとり濡れていないとこんなに発色しません。夏の名残は、やがて北風か吹き去り、隣には真っ赤なカラスウリの実がなっています。季節は、仲秋から晩秋へ。
昨日の低気圧が日本の東海上に抜けていけば、西高東低の冬型の気圧配置に。そうしたら風向きは一気に変わり、大陸生まれの冷たい空気が入ってきます。明日の朝は、冷たい風に露草は凍えているでしょう。