夜明け前です。東の空に月齢26の有明月が昇っています。
今日は雲が多くてお月様も遠慮がちに輝いています。有明月を見ると願いが叶うようで、いいことありますように。
今朝のお月様、すぐ下に火星が輝いています。でも今朝は月齢26と太陽に近いのでカメラでは捉えることができませんでした。今朝が最接近で絶好のチャンスだったのに・・・。
棚田の水面に映るお月様。初夏の風が田圃に吹き渡っています。常に風が水面を揺らしていくので、月影をくっきり映すことがありません。水面ににじんだ月、その一瞬さえ有明の影を捉えることはできませんでした。
ベートーベンの交響曲「田園」で風が水面を揺らして月影が揺らめく描写があります。きっとこんな光景だったのでしょう。
江戸時代に有明月を見に屋形船で繰り出す風習が広まりました。特に男の人はふんどし一丁でお参りすると御利益があると思っていたようです。今の季節ならいいかもしれませんが、大抵は厳冬期。「寒参り」と呼んでいました。
西の空も曇っています。まわりはなんとブルー。今日はブルーマンディなのでしょうか。それでもお日様が昇るとオレンジ色に染まりました。