縄跳びでは、飛び方にちょっとした工夫が必要になります。
まず、通常の飛び方の場合、うちのチームでは両足そろえてのジャンプはしません。
負荷が弱くなるからです。
うちのチームでは「前振り跳び(2拍子跳び)」にしています。
よく、ボクサーなどがやっている飛び方ですね(動画ではにゃんこスターがやってますが。。。)。
「『駆け足跳び』のほうが『走る』代わりになる」
と、同僚に言われたことがあって、そのときは笑ってごまかしてスルーしたんですが、実は全然違うと言うのが僕の考えです。
ここからはあくまでも僕の私見になるのですが。
駆け足跳びをやっていただくと分かりますが、よほど意識をしないと、つま先が下を向きます。
実際に縄跳びを跳んでもらうと分かりますが、つま先が下を向いたまま着地するため、どうしても衝撃を緩やかに吸収してしまう。
実際の「走る」動作では、腿を高くあげ、つま先は上(前方)に向けた状態になり、そこからそのまま引き落とすのが正しいフォームです。
それを考えると、2拍子目に振り上げた足を、引き寄せながら着地させる「前振り跳び」のほうが、筋肉への刺激は、より走っているときに近くなりますし、また、片足ずつ2回連続で飛ぶことで、伸張反射的な筋収縮も引き起こせることにもなります。
駆け足跳びの場合には、腿上げを意識して、腸腰筋を鍛えるトレーニングとして割り切るか、回転をめちゃくちゃ速くして、意識して足を蹴り下ろすイメージのトレーニングにしないと負荷もかかりにくいのです。
さらに、うちのチームでは二重跳びもやります。
ですので、前振り跳び、二重跳びをともに、5分間ずつ。
ただし、ひっかかったら、休憩せずにすぐに再開。
特に前振り跳びは、悠長にひっかからないように飛ぶのではなく、ひっかからないぐらいので速度で、できるだけ速く回します。
これはかなりきついと思います(笑)
また、サーキットトレーニングのインターバル(高負荷メニューの間)で縄跳びをしてもよいと思います。
みなさんもぜひやってみてください。