今日ご紹介する本は、これ。
 
「テニス4スタンススイング革命
 
 谷口 勇美雄 (著), 廣戸 聡一 (監修)
 新星出版社」
 
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 生徒にもこれで教えることがあります。
 
 びっくりするぐらいに当てはまるので(笑)、「つかみ」に使えますし、生徒が不調に陥ったときの修正ポイントを意識させるのによく使います。
 
 体のいろんな部分を治すよりは、意識する部位を特定した方が、フォームを修正しやすいからです。
 
 インターネットで「4スタンス テニス」と検索するといろんなサイトが出てきますので確認してください。
 
 ただ、本のほうが情報量が圧倒的に多いので、ご購入をお勧めします。
 
 廣戸聡一さんの著作はいろいろあるのですが、4スタンス理論そのものを知りたい人は、そのほかの書籍も読んでいただけると、理解が深まると思います。
 
 これをやると、
 
「自分はどのタイプか分からない」
 
 っていう選手が出てきますが、これ曲者です。
 
 分からない選手に限って、運動能力が低い(笑)。
 
 自分の体のビミョーな感覚を感じ取ることができないのです。
 
 運動能力が高い選手ほど、チェックテストですぐに自分がどのタイプが分かりますので、気をつけてください(笑)。
 
 また、もう一つ気をつけなければならないのは、自分が真似をしたいプレイヤーと同じタイプになりたくて、自分の感覚に嘘をつく選手がいることです(笑)。
 
 僕はたまたま好きなフェデラーと同じB2タイプでした。
 
 が、これは、このテニス用の本が出る前から知っていたことです。
 
 誰かに試すときには、プロがどのタイプなのかはあまり教えずにやりましょう。
 
 たとえば、僕はB2タイプですので、まず回転軸は「首の付け根」→「股関節」→「足裏」を結んだラインです。
 
 ですので、首の付け根を、空中にピンで留めたようにして打つと上手くいきます。
 
 フェデラーが、打つ瞬間まで目線を動かさないのはこれが理由だと思います。
 
 よく、知恵袋などでも
 
「インパクトの瞬間まで、ボールを見るべきかどうか」
 
 という質問がされており、いろんな意見が出ていますが、僕は4スタンス理論でどちらかになるんじゃないかなぁ、って思っています。
 
 また、腕を振るときには、ヒジを意識して降り出すとスムーズに腕が振ることができます。
 
 体を回転させるときの原動力はヒザ。
 
 それに連動してみぞおちを正面に向けていくと、鋭いスウィングができます。
 
 実際のスウィングの説明は、本書にかなり詳しく載っていますのでそれを確認していただきたいのですが、こんなふうにポイントを抽出するだけでもかなり良い。
 
 不調に陥ったときに、それを修正することかなり楽になりました。
 
 みなさんも、ぜひご参考にしてください。