さて、2年以上をかけてお送りしてきた「ダブルスの戦術理論」も、とうとうネタ切れとなりました(笑)。
 
 雁行陣についての僕の戦術理論を中心としてお送りさせていただき、これだけ長くかかるとは夢にも思わず(笑)。
 
 図を作るだけもかなりの手間がかかっておりまして、忙しさにかまけて、なかなか更新しないときもありました。
 
 1人でも、初・中級者の方々の役に立てれば、幸いです。
 
 ここで、このシリーズはいったん打ち止め、ということになります。
 
 もちろん、僕自身の知識もたかが知れていますから、今後、理論の改変や追加があるでしょうし、そのときには再び、この場でご紹介していきたいと思います。
 
 今後は、技術論やメンタル、トレーニング論、練習方法などがブログ更新のメインになるでしょうか。
 
 ダブルスの戦術理論は、僕が高校の時にはすでに僕の頭の中にあったものですし、決して感覚でやっているものではなかったので、文章にすることも比較的簡単でした。
 
 が、技術論などは違います。
 
 どうしても自分の「感覚」に頼っているところが大きく、文章にしても伝えにくいのが技術論の難しさです。
 
 また、メンタルやフィジカルのトレーニング論についても、スポーツ科学の分野でもいまだ発展途上のものですから、僕が勉強していることが正しいとは限りません。
 
 練習方法についても、コーチや選手の「個性」が反映されたものになります。
 
 真面目な選手、練習が嫌いでしようがない選手、強くなりたい選手、とりあえず巧くなれれば良い選手、1コートに入る選手の人数によっても様々です。
 
 何を鍛えたいのか、何が足らないのか。
 
 そのチームの、その選手にしか有効でない練習、というのもたくさんあるわけで、それを一般化してご紹介するにはかなり文章を練らなければならない(笑)。
 
 それでも、少しでもテニスを楽しんでくださる方が増えれば良いなぁ、と思いながら、できる範囲でご紹介していきたいと思います。
 
 ゼロからの理論構築を強いられる分野もありますので、ブログ更新の頻度は極端に減少する可能性も高いですが(笑)、今後ともぜひ、このブログにお立ち寄りいただき、過去の記事ももう一度眺めながら、テニス理論を再確認していただければなぁ、と思っております。
 
 今後ともよろしくお願いいたします。