一昨日、昨日は、「テニスの日」イベントのために、疲れてブログの更新ができませんでした。
いやぁ、ほんとうに疲れた。
体力的に、というよりも、精神的に(笑)。
生徒たちにも、無理無理参加してもらったのですが、パワーあふれるオバさ……もとい、お姉様方の中で、肩身が狭い思いをしただろうに、よくキレずにガマンしてくれました。。。
ただ、こういうイベントは、人付き合いっていうやつが苦手な、僕のようなタイプには全く不向きなわけで(笑)。
いやぁ、ほんとうに疲れた。
さて、話を修正いたします。
今回お話ししているのは、クロスラリーにおいて「センターに入れたとき・入れられたとき」の対処について、です。
前回、「センターに入れた瞬間」の図をお見せしました。
では、このときのオープンスペース、デッドスペースはどのようになっているでしょうか。
それが下の図です。
どうでしょうか?
思いの外、オープンスペースが狭くなっていることにお気づきですか?
相手後衛にとって、もっともジャマになるのは、実はパートナーである味方前衛です。
特に、初・中級者の場合、相手後衛から見てパートナーが視界にいると、その範囲は完全に「デッドゾーン」に思えてしまう。
少なくとも、アングル方向(サイドライン方向)のは、鋭いショットは打ちにくくなります。
実際には、相手前衛は後衛のジャマにならないように、サイド側に1歩程度動くことが多いのですが、あまりサイドに寄りすぎれば、ボレー警戒ポジションから外れてしまうことになりますから、限度があります。
だからこそ、こちらからは「チャンス」なんです。
もちろん、この状況になると、相手後衛はただただロブをあげて終わり、ということもありえる。
だからこそ、いろいろな工夫をし、相手後衛に、
「あ、そういう選択肢もあるんだ」
とわざと誘導させることも容易なんです。
数ある選択肢の中から、相手後衛がどれをチョイスするのか、を予測するよりはよほど簡単。
クロスラリーの中で、この状況をいかに積極的に活用できるかで、戦況が大きく変わってきます。
ただただクロスラリーをしている最中に、相手のミスを待ったり、先にポーチに出た方が勝ち、というのとはひと味違う「駆け引き」が必要です。
さあ、みなさんなら、どうしますか?
【次回へ続く】