新学期のスタート、学校祭の準備などで、1週間まともにパソコンが開けない日々を過ごしてまいりました。
 
 久々の更新となります。
 
 今後ともよろしくお願いします。
 

 
 さて、テニス肘についての記事の続きを。
 
 今日は、テニス肘を予防するための筋力トレーニングをご紹介します。
 
 まず、テニス肘の予防に必要なのは、前腕部の筋力の強化です。
 
 しかも、バランス良く筋力を強化するためには、4方向のトレーニングが必要です。
 
 それが下の図。
 
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 テニス肘に直接有効な筋トレは、②と④ですので、これらの回数を多めにしても良いかと思いますが、4方向ともに行うことが、根本的な解決になります。
 
 また、これと合わせて、腕立て伏せを行うと良いようです。
 
 バックハンドやサーブでは、上腕三頭筋の筋力不足を、前腕の動きで補おうとしてしまうことで、テニス肘を引き起こすことがあるからです。
 
 そして上の4つのトレーニングにはポイントがいくつかあります。
 
 まず、負荷は軽くてかまいません。
 
 重いモノで筋肉を壊してしまっては元も子もありませんからね(笑)。
 
 ただ、鉄アレイの欠点は「勢い」でやってしまうことがあること。
 
 ですので、チューブが使える場合には、そのほうが良いと思います。
 
 また、画像からは分かりづらいですが、肘はできるだけ伸ばした状態で行わなければ、効果が薄くなります。
 
 全般的に、肘を曲げた状態では、前腕の筋肉に「余裕」が生まれるため、トレーニングが非常に楽になってしまいます。
 
 肘を伸ばし、前腕の筋肉が適度に引き延ばされた状態にしたうえで、筋トレをした方が効果的です。
 
 ただ、机の上など堅いものに腕をおいて行うと肘がぶつかったりしていたいですから、タオルなどを引いてください。
 
 クッションなど柔らかすぎるモノの上で行うと、前腕が上下してしまい、結果的に「勢い」をつけてしまうことになるので、もう一方の腕で、前腕が動かないようにしてやってみてください。
 
 これらのトレーニングを行い、正しいフォームでテニスをすれば、まずテニス肘になることはありません。
 
 一番良いのは、正しいフォームを習得することです。
 
 プロのフォームなどを参考に、自分に合ったフォームを見つけてくださいね。