今回紹介するのは「OPEN アンドレ・アガシの自叙伝」です。
アンドレ・アガシ 著。
スポーツ・マガジン社
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190603/21/dasadasacoach/1b/d8/j/o0500075014422144096.jpg?caw=800)
表紙をこういう載せ方すると、ちょっと怖いですけど(笑)
もともとアガシが大好きだったので、すぐに購入。
「僕はテニスが嫌いだ」
という言葉には衝撃でしたが、その半生を読んでいると理解できてきます。
薬物使用やカツラをかぶっていたときの話、ブルック・シールズとの結婚生活や、グラフとのなり染めなど、本当に赤裸々に語られています。
こういう自叙伝の場合、多少の美化があるはずだけど、そういう匂いを感じないぐらい、マイナス部分が書かれてる(笑)
アガシのデビューや活躍時代をよく知っている30代~40代のテニスファンには是非読んで欲しい。
Amazonのレビューでは、
「日本語訳が下手すぎる」
と書かれていますが、これは、レビューを書いた人の勘違い。
たぶん、原文を読んでないんでしょうね。
訳者の方は、できるだけアガシの言葉をそのままのニュアンスで伝えようとしているだけ。
アガシの英文が、詩のような、つぶやくような文章なので、日本語にするとたどたどしく思えるかも知れませんが、変な意訳がないおかげで「アガシの言葉」として素直に読めるはずです。
文章量はかなり多いので、時間があるときにどうぞ。