前回まで、「コンチネンタル」「イースタン」「ウェスタン」の各グリップの握り方が生まれた経緯をご紹介しました。
今までの話はフォアハンドについてですが、バックハンドに関しては「コンチネンタル」で打つ人もいますが、そこからフォアハンドとは逆方向にグリップをずらして「バック・イースタン」という握りにしている人が多いですよね(図4、5)
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190603/21/dasadasacoach/24/94/j/o0500043014422143367.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190603/21/dasadasacoach/38/cf/j/o0500043014422143378.jpg?caw=800)
バックハンドで「ウェスタン・グリップ」にする人が少ないのは、単純に打ちにくいから、でしょうか。
ソフトテニスではボールもラケットも軽いので大丈夫なんですが、硬式ではやはり難しい。
昔、ガブリエラ・サバチーニという女子選手が、ほぼウェスタン・グリップで豪快なバックハンドを打っていましたが、彼女以外では見なくなってしまいました。
ここまでをまとめて、グリップの握りを「薄い」「厚い」でまとめると、下の図のようになります(図6)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190603/21/dasadasacoach/18/6b/j/o0500105014422143392.jpg?caw=800)
ここからが、やっと(笑)本題。
これらのグリップには、なにか「基準」があるのでしょうか?
そして、本当に皆さんの握りは「厚い」または「薄い」のでしょうか?
【続きは次回】