前回まで、「コンチネンタル」「イースタン」「ウェスタン」の各グリップの握り方が生まれた経緯をご紹介しました。
 
 今までの話はフォアハンドについてですが、バックハンドに関しては「コンチネンタル」で打つ人もいますが、そこからフォアハンドとは逆方向にグリップをずらして「バック・イースタン」という握りにしている人が多いですよね(図4、5)
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2
 
 バックハンドで「ウェスタン・グリップ」にする人が少ないのは、単純に打ちにくいから、でしょうか。
 
 ソフトテニスではボールもラケットも軽いので大丈夫なんですが、硬式ではやはり難しい。
 
 昔、ガブリエラ・サバチーニという女子選手が、ほぼウェスタン・グリップで豪快なバックハンドを打っていましたが、彼女以外では見なくなってしまいました。
 
 ここまでをまとめて、グリップの握りを「薄い」「厚い」でまとめると、下の図のようになります(図6)
 
イメージ 3
 

 ここからが、やっと(笑)本題。
 
 これらのグリップには、なにか「基準」があるのでしょうか?
 
 そして、本当に皆さんの握りは「厚い」または「薄い」のでしょうか?
 
【続きは次回】