あらかじめ。。。今回は「おすすめでない本」の紹介ですので、あしからず。
 
 本屋によく行く僕は、必ずスポーツコーナーにも寄っていきますし、Amazonもよくチェックしている。
 
 で、新しいモノが出たら、結構な頻度で買うことになるんですが、内容が確認できないままネットで買ってしまったりすると、やっぱり「ハズレ」は引いてしまう。
 
 で、今回は、その「ハズレ」の紹介。
 
 著者と出版社の方、ごめんなさい。
 
 いや、この著者の方はテニス雑誌などでお見かけしたことがあって、わかりやすい解説をされていたので、期待していたものだから。。。あえて。
 
 あくまでも、僕にとっては、という限定の話としてお聞きください。
 
 本のタイトルは「テニス 世界最先端の練習法」
 
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 これが。。。。。一度、目を通しただけで、以降、二度と読んでいません。
 
 なので、おすすめできないのでアフィリエイトもなし(笑)。
 
 本文の記載ページは150ページ。
 
 そのうち、ボールを使った練習はたったの14個。
 
 内容もこれまでのテニス雑誌や他の技術本で書かれていた「既出」のものばかり
 
 いろいろなプロも同じ練習をしていたのかと思えば「共感」できなくもないけれど、この手の本を買う人間は、たいてい「新発見」を求めてるのに。。。
 
 オンコートでのボールを使わないトレーニングは8個ほど。
 
 しかも、別にテニスコートじゃなくてもできそうな。。。。
 
 少なくとも「練習法」っていうタイトルは絶対につけてはいけないと思う
 
 内容の多くは、プロやコーチの連続写真を用いた、技術解説
 
 ただ、これも「新発見」は無し。
 
 これなら「初心者でも使えるプロのテクニック」みたいなタイトルの方が、よほど売れたと思うんだけど。
 
 さらに、ウェイトトレーニングが載っているかと思えば、メンタルトレーニングが書いてあり、戦術論が書いてあるかと思えばさまざまな有名コーチの言葉が紹介されていて。。。という感じ。
 
 ラダートレーニングにいたっては、ラダーを購入したときに付録でついてくる紙切れの方がよっぽど詳しい。
 
 テニスに関するいろーーーーんなことを、150ページにギュッと入れようとして、結局全て中途半端になっているっていう。。。
 
 読みやすく実践しやすいウェイトトレーニングやメンタルトレーニングの専門書がたくさん出版されているこのご時世に、なぜ、こんな申し訳なさ程度の内容を入れたのでしょうか。
 
 どうせなら、全体的にページ数を加えるか、ざっくり削除するか、または、完全にテニスに特化したモノだけに絞るとか。
 
 著者の坂井利彰氏は、テニス雑誌などでもわかりやすい解説をされていただけにすごく残念。
 
 編集者が、ターゲットをしぼらないまま作ったんじゃないかな?って疑ってしまう
 
 少なくとも、タイトルの付け方は、大失敗だと思う

と、ちょっと辛口になってしまいましたが。。。。
 
 一応、いいやつばっかりじゃなくて、ダメなやつも紹介しないと、ペニーオークションみたいに思われちゃうから(笑)
 
 あ、でも、購買誘導をしているわけではないですからね。
 
 参考にされる際には、みなさんの好みでお選びください(笑)