わざわざ正直に言うべきことでもないんですが、僕は、運動神経が悪いです。
うーーん、、、、、いや、なんというか、運動は好きだし、いろんな球技も、それなりに「こなす」ことはできている。。。。つもり。
でも、圧倒的に身体能力が低いから、結果、すごく残念な感じになる(笑)
体育の授業は、身体能力がそのまま出てしまう競技は面白くない。
50m走は、フォームは普通(友人談。証言多数)なのに、人間工学や物理の法則を無視するかのように、なぜか遅い。
さらに体力がないものだから、100m以上は僕にとっては「長距離」(笑)
1kmの持久走なんてもつわけがない。
反復横跳びも、俊敏性を競う以前に、体力を消耗して失速。
ボール投げは、テニスをやっていたおかげか、なんとか男子の平均にのる程度。
100mハードルは、友達がハードル間を4歩(着地+3歩)で走っているのに、僕は全く足りない。
瞬発力がなくてストライドが狭い上に、柔軟性がないものだから、ハードルを無駄に高く跳んでいたせい。
5歩(着地+4歩)で、ちょうどいいもんだから、飛ぶたびに上げる足を変えるという器用さは発揮していた(笑)
それに比べれば球技などはすごく楽しんでいましたが「下手の物好き」っていうのがまさにぴったり。
たとえば、バスケットボールは、顧問になってからシュートなどを練習して、きれいなフォームで打てるようになりました。
スラムダンクの安西先生の教え通り「左手はそえるだけ」。
でも、まあ、全く入らない(笑)
3ポイントなんて、新ルールで50cm近くも広がったものだから、全身のバネがない僕は、ゴールに届かないこともしばしば。
バレーボールも、レシーブやトスはなんとかこなせますが、スパイクは全く距離感が掴めません。
あのジャンプして手に当てるって、何?っていう感じ。
空中で暴れているようにしか見えないと思う。。。
スキーやスノーボードもするけれど、いまだにあのスピードにはびびりまくっていて、それが上達の妨げになっているのも確かです。
たまに、
「ださださコーチ、スキー(スノボー)、滑るの速いねぇ!」
とほめられたときは、たいてい暴走が止められてなかっただけ。
恐怖のあまり、声も出せず、独りゴーグルの奥で涙を流しているという情けなさ。
サッカーも、まずヘディングが怖いし(笑)。
絶対目をつぶっちゃうから、空振りばっかり。
出しゃばってコーナーキックとかを蹴りたがるくせに、ファーサイドに長く高く蹴れません。
地は這うようなグラウンダーか、ゴールのはるか手前で失速(笑)。
友達に、
「ショートコーナーか!」
「味方までだましてどうする!」
って怒られたこともある。
野球も、バッティングセンターで「ストラックアウト」っていうの、よくありますよね?
9分割されたパネルに向かってボールを投げ、それぞれの区画にボールが当たって、縦横斜めで3つ並べばビンゴ、全部あたればパーフェクト、みたいなやつ。
あんなもの、狙ったところに当てたことがない(笑)
力(りき)んでワンバウンドしたやつが、真ん中「5番」に当たったことならいっぱいあるけど。。。
球速だって、野球経験者の弟に、
「そのフォームで(フォームはそこそこ良い)、そこまで球が遅いのは、もう、根本的に身体の問題や。
あきらめろ」
と言われる始末。
ソフトボール部の顧問をしていただけに、バッティングは自信があるんですが、それも「他のスポーツに比べれば」っていう比較評価でしかない(笑)
ゴルフも、たまにつきあいで打ちっ放しにいっても面白くない。
本当の意味で「前」に飛ぶ。
つまり、隣の打席(目の前)に立って練習していたおじさんの背後を、僕の打ったボールが襲うという怪奇現象(笑)
どこにどう当たってあんな飛び方したんだろう。。。
ほんと、あのときはごめんなさい。
ああ、、、、書いていて悲しくなってきた。。。。
でも、だからこそ、僕の理論は、格好つけるのであれば「弱者の理論」です。
まあ、かっこわるく言えば「頭でっかちの理論」ともいうけど(笑)
でも、たぶん、しっかりとした理論さえ分かってしまえば、今まで運動が苦手だなぁ、って思ってた人たちも、テニスなら絶対に楽しめる。
ラケットに当てりゃあ、なんとかなるんだから(笑)。
野球は素手で速球を投げないといけないけれど、ラケットを使えば、100kmを超えるボールなんか、軽い軽い。
バレーと比べたら、ネットなんか腰の高さしかない。
バドミントンと違って、ワンバウンドでもOKだし、卓球と違って、ノーバウンドでもOK。
バスケのゴールに比べたら、コートは広い。
ゴルフのクラブに比べたら、ラケットも大きければボールも大きい。
結構走らないといけないけれど、それでも100m以上を走り続けるラリーはまずない。
ましてや、途中にハードルは置いてないし。
サッカーと違って、利き手が使えるのはやっぱり便利。
スキーのように、移動スピードにびびるなんて、絶対にない(笑)。
だから、大丈夫。
うちの生徒たちも、楽しそうにやっているもの。
だから、絶対、大丈夫。
テニスは、絶対に楽しい。
それが分かってもらえるブログになればいいなぁ。