またまた久しぶりの更新ですえっ


先日、耳鼻科に行きました。


その時にお医者さんから、

「歌手だし、アレルギー検査もしたほうがいいですよ。
いろいろなアレルギーありますからね。」

と言われました。

アレルギー検査自体は日本でも10年ほど前に受けたことがあり、
その時調べたほとんどのもの(樹木、草木をはじめハウスダストまで)に反応したので
久しぶりにまた調べてもらうのもいいかな~と思い検査を受けることに。


日本と同じような感じを想像してたのですが、ドイツの方がもっとざっくり(笑)





上の写真のようにボールペンでざっと22に分けます。

普段、腕に絵なんて書かないので、この魚の骨の様な滑稽な、しかし思い切りよく書かれた線にちょっとほっこり。


看護師は

「はーい、次は白樺ね。次は・・・」

と言いながらテンポよく調べる木や植物の名前を書き入れていきます。
まぁ途中でめんどくさくなったらしく、名前だけ書き入れて言わなくなりましたがシラー

そして次にスポイトで1滴ずつ液体を垂らされ、その後は肌に少し傷をつけます。


全ての準備ができた後、看護師に

「じゃあ20分待っててね。私、他のところ行くから。
もしあなたが叫んだりしたら戻ってきてあげるにひひ

と言われ、20分間放置。

特にすることもなく、ただ待ち続けた20分間。


その後は液体をふき取り、まずは看護師が目で見て、そして触診。


そして、次に医者にも診てもらい言われたのが・・・


「おめでとう!アレルギーはありません!」


という結果。


お?これは一体?
日本ではたくさんアレルギー反応がでたのに、ドイツではナシ???


確かに日本ではまずスギ花粉が飛ぶ時期になるとひどい花粉症に悩まされるのですが、ドイツの花粉にはいまのところ悩まされたことはありません。


でも確かにスギなんて項目はドイツではなかった。(と思う)
白樺とかハーゼルとかそういうものは日本ではなかった。(と思う)


要はアレルギー検査の内容が違ったのだろう。

ドイツでの主だったアレルギーがないというのはしかしながら朗報合格




最後に最近のニュルンベルク。
最近はまだ気温は低いですがめずらしく晴れの日が続いたため、強気のドイツ人は外に座ってコーヒーやらビールを飲み始めています。
う~ん、私はまだ外は無理。。。









大変遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

今年は新しいことをしたいと思っています。
そのためにも失敗を恐れずに挑戦、挑戦、挑戦・・・しかない!
頑張ります!



さて、新しいこと繋がりで私の初挑戦・・・
それは、生たこを買うw
こちらでは日本のように食べ切りサイズでスーパーに売っていないし、生たこ一匹丸ごと購入しなければいけないことになんとなく躊躇して買ったことはなかったのですが、この前日本からたこ焼き機をもちかえったので、一念発起して買ってみました。
調理方法についてはいろいろとインターネットで下調べをし、頭の中の処理など勉強しましたが、スーパーで実際買ってみるともう下処理はしてあり、ぬめりもほとんどない。これはおもったよりもだいぶ楽。

一応、塩でもみ洗いし、沸騰したお湯で茹でると・・・
こんな感じに!足もくるんと丸くなっていい感じ!



1日目はたこ焼き、2日目はたこのから揚げにしておいしくいただきました。

1回挑戦してしまえば、案外どうってことないことが大半。
挑戦するまでがドキドキするもんですよね。


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写真は年末に暖を求めて行ったテネリファ島。
素敵な夕暮れ、そして新鮮でおいしく、しかも値段もお手頃な魚介。






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ニュルンベルクは今日は晴れたり、雪が降ったり、曇ったりと忙しい天気。
今週もなかなか晴れてはくれなさそうですが、木曜日にひとつ新しいことが待っているのでそれに向けて元気に過ごします!

今年も皆様にとって素晴らしい1年になりますように!







静岡国際オペラコンクールに出場しました!

11月8日から第一次予選が始まり、私は3日目の10日に歌いました。

ドイツから帰ってきて、気候や時差などで山あり谷ありの声と身体でしたが、まずは体調を崩すことなく無事に歌いきれたことに感謝です。今回、地元静岡開催と言うことで移動時間も短く(・・・といってもドイツから来たので国内での移動時間という意味です 笑)身体の負担は最小限、地元の先生にも急きょレッスンをお願いしたりと非常に有意義な準備ができたコンクールでした。いろいろな方々に助けてもらい、すごくポジティブな気持ちで会場入りする事が出来ました。

コンクールの実行委員会やボランティアの方々にも大変親切にしていただき、自分の事だけに集中して期間中過ごすことができました。スタッフの皆様に大変感謝しています。海外のコンクールに行くと、リハーサル時間や順番なども適当な事がほとんどなので、なんでも言ったもん勝ちという感じが強いのですが、ここでは全てがきちんと計画的に進み、日本人だからとか外国人だからとか関係なく、全てが平等に与えられていました。


アクトシティの大ホールは2300席以上もある大きなホールですが、とても響きの良いあたたかいホールでした。ホールに助けてもらい、2曲ともとても気持ちよく表情豊かに歌うことができました。表情豊かに歌うということは私がここ数年リートを中心に勉強してきた中でとても大切だなと思っていることですが、それをアリアでも生かしていきたいと試行錯誤しています。リートとアリアはまた少し別世界のものですが、自分が”面白い”とか”試したい”と思ったことは新しかろうが古かろうが挑戦していくべきだと思っていて、自分のオリジナルの世界がもっと描けたらいいな~というのが私の目標です。
歌い終わった後に数名の方から「表現や表情がとても素敵でした」と声をかけていただき、それはまさに今私自身が試していることだったので嬉しかったです。


2次には進めなかったのですが、自分がやりたいと思っていた事は全部できたという確信があるので、今回の試みは大成功です!歌っている時に少し迷いがでたときもあり、たぶん20秒くらい歌いながら自分自身と格闘して見事迷いを封じ込めたことも収穫です。まだまだ精神的にも音楽的にも声についても学ぶことはたくさんですが、そろそろまた変わる時期に入ってきたかなという感じがしています。


そうそう、1日目~3日目は自分の負担にならない程度に出場者の方々の演奏を聴かせていただきました。本当に素敵な歌を歌う方ばかり!ひとりひとりの持ち味を存分に発揮していて、短い時間の中で自分の全てを出し切ろうとするエネルギー溢れる姿に私もワクワクしながら聴き入ってしまいました。日本にも世界にも素敵な歌手がたくさんいます!海外のコンクールで時々みかける人たちもちらほら。みんなコンクールめぐりしているんですね(笑)
このコンクールで知り合えた方もいて、そういう出会いもひとつの楽しみです。


最後に、
富士から応援に来てくれた家族、親戚、
焼津から私の歌を聴くために駆け付けてくれた友達家族、
新聞で私の出場の事を知って磐田からサプライズで聴きにきてくれた数年ぶりに会う友達、
私の出場日を覚えていてくれて応援メールを送ってくれたたくさんの友達、
なにかあったらいつでも相談してといってくれた先生、
みんなありがとうございます!!!!!

出身県開催の静岡国際オペラコンクールからたくさん嬉しいことをいただきました!


静岡新聞のアットエスにも写真を載せていただいています。
アットエス
これも出身県開催ならでは・・・ありがとうございます!