小学校に上がって3年生の時
親が仕事に行くようになって
ストレスが溜まっていたのか

DVハラスメントが更に激しくなった

仕事が終わって帰ってきて
余計なことをいいつける卑劣な手下がいて
仕事の疲れか嫌なことがあったのかは知らないけど
ストレスの捌け口?と思うくらい
すこしでも気に入らないとか
思い通りにならないと般若の顔で
拳を振り上げて襲いかかってきた

そんな時は部屋の隅で座り込んで小さくなって

必死で防御したり抵抗したり
座ると拳が届かないから
脚で思いきり蹴飛ばされた
近づかないように

私も脚で応戦するけれど

蹴飛ばされた脚は痩せた子供のこと

ほぼ筋肉ついてなかったから

骨に響いて痛かった・・・と思う


興奮しているから
殴られたり蹴飛ばされたところは痛くない
酔っ払いが転んで痛くないのに似てる?


心が悔しさで辛くて

泣きじゃくりながら
近所に聞こえるように
大きなギャーという雄たけびを出した

大声が近所に聞こえると都合が悪いのか
すぐに攻撃を止める

攻撃を止めても行うことがある
ちょっと離れて
上から見下ろして

「わーっ きちがい きちがい
 きちがいだから放っておこう」

卑劣な密告者も一緒になって

「きちがい きちがい ほっておこう」
そう言って二人でその場から立ち去る

 

悔しくて辛くてずっとその場で泣いていると

 

「いつまで泣いているんだ はやくご飯を食べろ」

 

食べに行かないとまた面倒なことになる

泣きじゃくりながらではご飯は食べられない

ちっとも食べた気がしない

 

それでも食べないとまた殴られる蹴飛ばされる

 

悔しい思いでその日の夜のことは覚えていない

悔しいという気持ちしかない

翌朝もそんな気持ちで起きる

朝から不服で話さないでいると

 

「いつまで怒っているんだ

 いつまでも引きずって

 私なんか前の日のことなんか

 引きずったりしない

 ほんとに可愛げのない」

 

やったほうと

やられたほうでは

立場が違うことがわからないらしい