社会人の福音書 - Gospel of Business Players -16ページ目

先日、とある会社の面接に行く前にふと思ったことがある。



「なんで面接官の経歴書は見れないんだ??」



もちろん新卒の面接や役員面接は別だが、中途採用の一次面接などは、「仮に入社した場合、

直属の上司となる人」と面談する場合が多いので、相手の経歴や学歴を知りたくはないか?


また、採用か不採用かは企業側の自由だが、本来面接は対等であるべきで、面接を受ける側

にも選ぶ権利(正確に言うと「相手を知る、評価する権利」)があるはずだ。


この「面接官経歴書提示(入社後、上司になる関係性の場合のみでいい)」を個人的に広めて、

義務まで行かなくとも常識的なものにしたいと思っている。


------


とはいえ、そこまでしてくれる企業もないだろうから、現実的には難しいだろう。

ところが、世の中便利になったもので、相手の名前さえ分かれば、facebookやLinkedInで

相手の経歴や学歴をある程度まで把握することができる。


ということで、筆者は面接前にLinkedInで対戦相手のデータをゲットした。

確認してみると、「(失礼ながら)学歴は偏差値的に筆者より下、2社目を一年未満で退職、

3社目で業界をチェンジ、4社目は1社目に出戻り」という内容であった。

この経歴の評価はどうでもよく、対戦相手を知るということは重要なことである。

スポーツの世界では、ごく当たり前のことだ。


さて、面接も終了直前、「何か質問は?」と言われたので、知っているくせに、「仮にご縁が

あってお世話になった場合、XXさんが上司になられるので、差し支えない範囲でこれまでの

ご経歴を伺いたいのですが?」と投げてみた。

まあ、ジャケット未着用に白いパンツでPCを携えて面接にくる人などいかがなものかと

思っていたが、案の定、ご経歴については全体的にお誤魔化しになられ、出戻りであることすら

明確に仰られませんでした。


こういうところで対戦相手の人間性もそれなりに垣間見ることができるし、結局この会社からの

結果は「見送り」であったが、こちらも面接翌日にエージェントへ上記の印象を伝え、基本断る

つもりでいたので、痛くも痒くもなかった。


転職(就職)など、みなさん仰るとおり『運と縁とタイミング』なので、事前にちょっとしたリサーチを

しておけば、“悪縁”にはまるのを防ぐことができるかもしれない。