愛情に飢えた彼女は5歳の頃には不眠症でした。
姫は18歳も終わる頃、実家を出て親兄弟と疎遠に成りました。本人が望んで得た物でした。
失恋も片手では足りなくなって来た頃、初めて恋人が出来ました。
結婚を前提とした関係で、20歳になって二週間経った頃でした。
皇子はお互いのものになると言う約束が確証になると即、赤貧の一人暮らしの姫の城へ住み始めました。
寂しがりなんだと思いました。
姫も寂しがりでした。
彼が出掛けてしまいすれ違いの生活が一週間も続けば頭がおかしくなるくらい寂しがりでした。
彼はそんな彼女が可愛くて愛しくて仕方なく惜しみない愛情を姫に捧げ続けました。
赤貧の姫の城から、炊飯器、冷蔵庫、机、座椅子、本棚、パソコン、たくさんの家具が増えて行き引っ越したいなと話しながらこの土地も六年目の付き合いに成ってきました。
姫は働きましたが皇子はなるだけ働かない人でした。愛情は全て姫に注がれ浮気の心配こそ在りませんでしたが、9歳年上の彼は今日明日食べる物が有れば良いと言う生き方をする人で遊戯が大好きでした。
姫はだんだんと心を病む様になりました。
続く?のか?