【ソウル=門間順平】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、米韓連合軍司令部が2月末からの実施を発表した合同軍事演習「キー・リゾルブ」について、「我が国の自主権を侵す、容認できない重大な軍事的挑発」と非難する論評を配信した。
論評は「人民が、いまだ喪服を脱げないときに(演習は)一層耐えられない」と伝え、今回の訓練が昨年12月の金正日(キムジョンイル)総書記の死去から間もないことを強調。「不幸があった家に侵略の魂を持って押し寄せる強盗を、我が軍隊と人民は無慈悲に懲罰するであろう」と警告した。
同軍事演習は、同時期に行われる兵力20万人規模の野外機動演習「フォール・イーグル」と合わせ、毎年実施されている。連合軍司令部は「数か月前から計画されていた訓練で、現在の世界情勢とは関係がない」とし、金正恩(キムジョンウン)氏に権力が移行した北朝鮮の体制変化とは無関係としている。