【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補争いで、中西部ミネソタ、西部コロラド両州の党員集会と中西部ミズーリ州の予備選が7日、それぞれ行われた。米メディアによると、サントラム元上院議員がミネソタ州で勝利を確実にし、ミズーリ州でも圧勝。ロムニー前マサチューセッツ州知事を追う2番手集団をリードすることになった。
サントラム氏の勝利は1月3日の開幕戦、アイオワ州党員集会以来。この日の3州のうち2州で勝ち、穏健派ロムニー氏に対抗する保守派の代表の座を確保するサントラム陣営の狙いが実現した形だ。同氏はミズーリ州で演説し、「保守の声はきょう、全米を駆け巡った」と勝利宣言した。
CNNテレビによると、7日夜(日本時間8日昼)現在、サントラム氏の得票率はミネソタ州で45%、ミズーリ州で55%。それぞれ2位に18、30ポイントの大差をつけた。ミネソタ、ミズーリ両州はキリスト教右派など保守系有権者が共和党に多く、こうした層に人気の同氏が確実に票を伸ばした。
一方、コロラド州ではロムニー、サントラム両氏が接戦を展開中。レース全体では、人口の多いフロリダ州などで既に3勝を挙げたロムニー氏の優位は変わらないが、力を入れたミネソタ州で、ポール下院議員にも及ばない3位に終わる見通しとなり、保守層への食い込みに課題を残した。