【ジュネーブ時事】イタリア中部の地中海での大型客船「コスタ・コンコルディア」座礁事故で、現場海域の環境汚染を防ぐため、船に残った約2400トンの燃料抜き取りが12日夕(日本時間13日未明)、事故から約1カ月を経て始まった。作業は24時間体制で実施、約4週間後の3月上旬の完了を予定している。
作業を行うのは船の運営会社コスタクルーズから委託を受けたオランダ企業。15ある燃料タンクから重油を抜き取ると同時に海水を注入、船体が動かないように慎重に進める。準備作業は事故の約10日後に着手したが、行方不明者の捜索が続いていた上、強い波で船体が安定せず難航していた。