【ワシントン時事】クリントン米国務長官は17日、ミャンマーの民主化努力を評価し、同国への投資禁止などの経済制裁を停止すると発表した。米国を初めて公式訪問したミャンマーのワナ・マウン・ルウィン外相と会談後、国務省での共同記者会見で明らかにした。
また、オバマ大統領も声明を出し、米・ミャンマー関係における「新たな一章の始まり」と歓迎。1990年に外交関係を格下げして以降、空席になっていた駐ミャンマー大使にミッチェル・ミャンマー担当特別代表・政策調整官を指名したと述べた。
制裁が停止されるのは、米企業・個人による新規投資と金融サービスの提供で、武器禁輸は継続される。また、改革を妨害する勢力や、少数民族地域などでの人権侵害に関与する人物が制裁停止の恩恵を受けないよう、米政府は特定の団体・個人に標的を絞った制裁を科す方針だ。